「いえ、ストッパーは普通では外れないですね。お客さまから窓を開けて欲しいというご要望をいただいても、15センチ以上開けることはしません。今回の件で、私どもも改めて検証しましたが、市販されているネジ回しやカナヅチなどの工具ではストッパーを外すことはできません」(同前)
自室以外から転落する可能性についても、ホテル幹部は否定した。
「屋上へ行く階段は施錠してあったので入れないです。その他の窓は全て施錠してあります。お部屋の鍵で、自分の階しか入れないようにエレベーターもコントロールもされています。だから、他の客室階には基本的には入れないようになっています。他の階の人と一緒に行ったら別ですけれども……安全上の不備はありませんでした」(同前)
警察も「ホテル側の安全管理上の問題はなかった」と発表した。窓に破損はなく、開いた状態だったという。
出演中の「マイ・フェア・レディ」の客入りを聞いた。同舞台は、東京・帝国劇場で開幕し、11月14日から28日まで東京公演が行なわれた。
「日によりましたが、帝国劇場は満席になる日もございました。かなり多くのお客さまにご来場いただいておりました。空席のある日もあって、当日券の販売もしておりました」(東京公演関係者)
その後、「マイ・フェア・レディ」は埼玉公演(12月4日)、岩手公演(12月10日、11日)を経て、17日から20日までのスケジュールで北海道・札幌公演が行なわれた。
「17日の初日は朝夏まなとさんの主演でした。客入りは7割前後くらいでそこそこでしょうか」(札幌公演関係者)
コロナ禍が収まっていない状況としては健闘していた。
親子3人の取材をしている芸能リポーターの城下尊之氏は、沙也加さんについてこう話す。
「沙也加さんは最初、松田聖子さんに無断でアメリカに滞在していた時、短編映画に出て賞を獲ったんですよね。そこがスタートなんです。それで、聖子さんがこれはイケルというので、聖子さんがプロデュースする格好でデビューさせたんですよ。CMに出し、歌をうたわせ、その後、映画に出演させた。聖子さんは自分がスターになったのと同じような道を歩ませたんですよね」