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きょう13日は、天気下り坂です。午後は東北~九州の日本海側を中心に雨で、東北は本降りの所も。全国的に気温が高く、多雪地帯でも雪ではなく雨となり、急速に雪解けが進む見込み。東北や北陸では、積雪が平年の2倍~3倍の所もあるため、雪崩や屋根からの落雪、河川の増水などに注意が必要です。

積雪の多い所も雨 東北は大雨に注意

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きょう13日は、前線を伴った低気圧が東北付近に進む見込みです。前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、全国的に気温は高く、北陸でも最高気温20℃超え続出。積雪の多い所でも雪ではなく雨になるでしょう。東北は午前中からすでに雨が降っていて、午後は本降りの所もあるでしょう。北陸や西日本も天気は下り坂。夜は所々で雨となりそうです。

あす14日朝までに予想される24時間雨量は、多い所で、東北の日本海側で80ミリの見込みです。秋田市の3月の平年1か月分の雨量は約100ミリなので、ほぼ1か月分の雨量が一気に降るおそれがあるため注意が必要です。

積雪の多い所では、急速に雪解けが進むため、雪崩や屋根からの落雪、河川の増水などに注意が必要です。

積雪 平年の3倍以上の所も

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この冬は、強い寒気が度々流れ込み、日本海側は雪の量が多くなりました。きょう13日9時現在の積雪は、青森県の酸ヶ湯は396センチ、秋田県横手市は117センチと平年の2倍以上、山形市は21センチと平年の3倍、新潟県湯沢町は194センチと平年の1.6倍などとなっています。

あす14日にかけては、これら積雪の多い所でも雪ではなく雨が降るため、急速に雪解けが進む見込みです。雨により積雪の重さが増すため、老朽化している建物などの倒壊にも注意が必要です。