ジャスティン・ビーバー、米バッファロー銃乱射事件の被害者のためにライブで黙祷
ジャスティン・ビーバー、米バッファロー銃乱射事件の被害者のためにライブで黙祷
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 【ジャスティス・ワールド・ツアー】のコンサートで米ニューヨーク州・バッファローを訪れていたジャスティン・ビーバーが、2022年5月14日に現地のスーパーマーケットで起きた銃乱射事件に言及した。

 地元当局が“人種的動機による暴力的過激派"と表現した銃乱射事件で、10人が死亡、3人が負傷した。警察によると、Tops Friendly Market(トップス・フレンドリー・マーケット)で車を停め、人々に向かって発砲した18歳の白人ガンマンは、防護服と軍隊風の服を着ていたという。犠牲者のうち11人が黒人で、2人が白人だった。

 ジャスティンのSNSに投稿された、公演前の円陣で彼は、「何が起こったかみんなも聞いたよね。かなり恐ろしいことだ。でも、今夜は楽しみなんだ。ステージに立って、僕らが一番得意とすることをやって、楽しい時間を過ごして、街に喜びをもたらすことが楽しみだ。(喜びは)とても必要とされている」と述べている。

 また、ステージ上での動画では、彼は観客に語りかけ、犠牲者に敬意を表して黙祷を捧げた。「ご存知のように、この街で悲劇が起こりました。でも僕たちは今夜、その人たちに敬意を表します。黙祷を捧げたいと思っているんですが、よろしいでしょうか。僕にとって大きな意味を持ちます」と彼は語り、インスタグラムのキャプションでは、「悲劇的に失われた命を称えるために黙っていられなかった人たちへ、ぜひその理由を自分に問いかけてみてください」と綴った。

 コンサート中の別の場面で彼は、「この世界にはあまりにも多くの分断があります。多くの人種的不公平があります。そしてみんなも僕も知っているように、人種差別は有害ですし極悪非道です。でもみんなと僕にできることは、違いを生み出す人になることです。僕たちは、友人や家族、愛する人たちと対話を続け、(被差別者の)仲間であり続けることができます」と述べた。この動画に彼は、「我々はバッファロー(の人々を)支持しますし、この人種的テロリズムに抵抗します」と、全て大文字で添えている。



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