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日本気象協会が5月30日に発表した「梅雨入り予想」によりますと、今年の梅雨入りは、九州~関東は「平年より遅い」でしょう。北陸、東北は「ほぼ平年並み」となりそうです。当初の予想より、梅雨前線の北上が遅くなる見込みです。ただ、本格的な雨の季節は目前です。側溝のそうじなど、大雨への備えは早めに行って下さい。

各地の梅雨入り 最新の予想

日本気象協会は、5月30日に、最新の「梅雨入り予想」を発表しました。

九州~関東は「平年より遅い」、北陸と東北は「ほぼ平年並み」でしょう。

これまでは、6月は梅雨前線の北上が早く、九州~関東の梅雨入りは平年より早い傾向と予想してきましたが、ブロッキング高気圧の形成などにより、梅雨前線の北上は抑えられる傾向に変わりました。

6月中旬頃、太平洋高気圧が強まるタイミングで、九州~東北は一斉に梅雨入りとなりそうです。

最新の梅雨入り予想は、九州南部・北部~東海地方は6月11日頃、関東甲信地方~東北南部は6月12日頃、東北北部は6月15日頃となっています。

梅雨入り前も要注意

梅雨入りが遅くなる予想ですが、梅雨入り前も要注意。梅雨前線が南に下がると、上空には寒気が入りやすくなります。寒冷低気圧などの影響で、局地的に雨が強まることもあるでしょう。また、オホーツク海高気圧の影響で、太平洋側は曇雨天が数日続くことがあると予想されます。

本格的な雨の季節を前に、晴れる日は日差しを有効にお使い下さい。

「大雨の最新情報」どこを見たら何がわかる?

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最新の「気象情報」を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する場合、おすすめのチェックポイントが3つあります。

①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。

②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。

③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。