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22日月曜15時までの最高気温は、日本海側を中心に猛烈な暑さで、新潟県長岡市で36.8℃と、体温並みとなりました。新潟市では今年1番の暑さで、鳥取市は1週間ぶりの35℃以上でした。「猛暑日(最高気温35℃以上)」は15地点で、「真夏日(最高気温30℃以上)」は、6日ぶりに500地点を超えました。

15時までの最高気温

22日月曜は、日本海側を中心に晴れて、気温がグングン上がりました。

15時までの最高気温は、新潟県長岡市で36.8℃と、体温並みの暑さでした。大阪府堺市は35.8℃、京都府福知山市は35.6℃など、15地点で「猛暑日(最高気温35℃以上)」となりました。鳥取市は35.0℃と、1週間ぶりの「猛暑日」でした。新潟市は34.9℃と、「猛暑日」一歩手前でしたが、それでも今年1番の暑さでした。

また、全アメダスの「真夏日(最高気温30℃以上)」は、6日ぶりに500地点を超え、秋田市は13日ぶり、青森市は6日ぶりの「真夏日」になりました。

一方、東京都心は、北東からの涼しい空気が流れ込んだため、気温の上がり方が鈍くなりました。15時までの最高気温は29.5℃と、2日連続して30℃に届きませんでした。

あすの熱中症情報 関東から西は「危険」レベル

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あす23日火曜は、二十四節気の「処暑」で、暦の上では暑さがおさまる頃ですが、実際は、暦通りとはいきません。

熱中症情報を見ますと、関東から西では、一番上のレベルの「危険」となっています。8月も下旬ですが、まだまだ出来る限りの熱中症対策を心がけてください。

仙台市は「厳重警戒」、札幌市でも「警戒」となっています。東北や北海道では、22日月曜の朝は、標高の高い所を中心に秋の気配を感じられましたが、23日火曜は、朝でも気温があまり下がらず、日中も真夏の暑さでしょう。無理をして、体調を崩さないよう、ご注意ください。

熱中症の応急処置

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。

水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。

ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。