きょう2日、浜松市によると、静岡県浜松市を流れる馬込川の矢矧橋付近(浜北区小林、平口)で堤防から水があふれ、浸水している箇所があります。ただちに命を守る行動をとってください。
馬込川 矢矧橋付近で堤防から水があふれ浸水
浜松市によると、きょう2日、浜松市を流れる馬込川の矢矧橋付近(浜北区小林、平口)で堤防から水があふれ、浸水している箇所があります。
午後1時15分、浜松市は5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる「緊急安全確保」を発表しました。直ちに、市町村からの避難情報を確認するとともに、各自安全確保を図るなど、適切な防災行動をとってください。
今後の雨による水位上昇により氾濫の危険がありますので、河川付近には近づかないようにしてください。また、屋外が危険な場合は2階などに避難してください。
避難時の注意点は
①できるだけ早く、川から離れましょう。その際、氾濫した水は、茶色く濁っているので、水路と道路の境や、ふたが開いているマンホールの穴が、確認できません。やむを得ず、氾濫した水の中を歩いて避難する時は、棒や傘などで、足下を確認しながら移動しましょう。
②氾濫した水の流れは、勢いが強いので、あっという間に浸水してしまいます。水の深さが50センチくらい(大人の膝程度)だと、歩くのが困難になりますし、50センチ以上になると、車で避難した場合、車ごと流されてしまう危険性があります。状況が悪化する前に、早めの避難行動を心がけてください。
③家の周辺が冠水してしまった場合は、外に出る方がかえって危険です。また、離れた避難所に行くことが困難な場合は、緊急避難として、近くにある、高い堅牢な建物にとどまることも、選択肢の一つです。
自治体からの避難情報や、災害情報、気象情報を確認し、安全確保を第一に考え、なるべくリスクを少なくする行動をとってください。