あす17日(金)の日中は寒さが和らぎ、18日(土)から20日(月)は春本番の暖かさになる所も。ただ、21日(火)から22日(水)頃は気温大幅ダウン。寒暖差が大きいため、体調管理に注意。来週後半から気温が上がり、九州でスギ花粉の飛散がピークに。
1週目(17日~23日):18日は春本番の暖かさ 多雪地域はなだれに注意
あす17日(金)から18日(土)は、高気圧に覆われて、晴れる所が多い見込みです。北海道や東北の日本海側は、気圧の谷の影響で雪や雨が降りやすく、九州でも次第に雨が降り出すでしょう。
19日(日)は低気圧や前線の影響を受ける見込みです。南から暖かく湿った空気が流れ込むため、九州から北海道にかけて広い範囲で雨が降り、局地的に雨や風が強まりそうです。気温が高いため、北陸や東北、北海道でも、平地では雨の降る所が多いでしょう。積雪の多い所では、融雪による道路の冠水や、なだれ、屋根からの落雪に十分ご注意ください。
20日(月)は次第に冬型の気圧配置に変わり、21日(火)頃には強い寒気が流れ込む見込みです。日本海側は雪が降り、太平洋側にも雪雲が流れ込む所があるでしょう。北海道や東北では日本海側を中心に大雪となる恐れがあり、北陸でも局地的に雪の降り方が強まりそうです。
最高気温は、18日(土)から20日(月)にかけて、春本番の暖かさになる所が多いでしょう。ただ、21日(火)から22日(水)頃は、寒気の影響で気温が急降下。北海道では真冬日の所が多く、関東から九州もグッと寒くなりそうです。寒暖差がかなり大きくなりますので、体調を崩さないように気をつけてください。
2週目(24日~3月1日):花粉の飛散が多くなる所も 万全の対策を
23日(木)から24日(金)頃は、気圧の谷や湿った空気の影響で、雨の降る所が多いでしょう。25日(土)以降は、太平洋側を中心に、広い範囲で晴れる見込みです。
最高気温は、平年並みか平年より高くなりそうです。関東から九州では15℃前後と、日差しが暖かく感じられる日が多いでしょう。晴れて、気温が高いため、花粉の飛散が多くなりそうです。お出かけの際は、マスクやメガネなどで、しっかりと対策をなさってください。
来週は九州でスギ花粉のピークに
来週には、福岡など九州では、スギ花粉の飛散がピークを迎える所があるでしょう。花粉の週間予測をみますと、福岡では、20日(月)から「非常に多く」飛ぶ見込みです。四国から東北でも花粉の飛散が増え始め、3月上旬からピークを迎えるでしょう。
今シーズンは、前シーズンに比べて、花粉の飛散量が多くなる見込みで、特に、関東甲信や東海、近畿、四国では、非常に多くなりそうです。飛散がピークになる期間も長くなる可能性がありますので、万全の対策が必要です。