マドンナ、最新投稿で自身の容姿への批判に触れる
マドンナ、最新投稿で自身の容姿への批判に触れる

 現地時間2023年2月20日、マドンナが自身の最新写真をユーモアに富んだキャプションとともにTwitterに投稿した。この数週間前、ネット上では【グラミー賞】での彼女の容姿を批判する声が挙がっていた。

 写真には、ジャケットと破れたジーンズ、「SPIRITUALLY HUNGRY」と書かれた黒いキャップを身につけ、髪を三つ編みにしたカジュアルな装いのマドンナが椅子に座り、カメラを見つめる姿が写っている。そしてキャプションには、自分の顔について、「手術の腫れが引いた今、なんて可愛いんでしょう。笑」と笑い泣きする絵文字とともに綴られている。

 マドンナは、今月初めの【グラミー賞】で、サム・スミスとキム・ペトラスによる「Unholy」のパフォーマンスの紹介する役割を担った。この時、彼女は力強いスピーチを行ったものの、放送後SNS上で散見されたのはその内容ではなく、過去と2023年現在の彼女の外見の違いについての批判だった。中には、整形手術に失敗したのではないかなどと憶測するユーザーもいた。

 この2日後、マドンナはインスタグラムを更新し、「【グラミー賞】でキム・ペトラスとサム・スミスを紹介できたのは光栄でした。本当は最後の<年間最優秀アルバム>の表彰をしたかったのですが、それよりもトランスジェンダーの女性が初めて【グラミー賞】でパフォーマンスをすることを紹介することの方が重要だと思ったのです。歴史が作られる瞬間です!!おまけに彼女は【グラミー賞】を受賞しました。けれど、多くの人が、サムやキムのようなアーティストの大胆不敵な行動に感謝するという私のスピーチの内容よりも報道カメラマンによって長い(望遠)レンズのカメラで撮られた、誰の顔も歪ませるような私のアップ写真についてだけ話すことを選びました。またしても、私たちの住む世界に蔓延する年齢差別や女性差別の目にさらされてしまったのです。45歳を過ぎた女性を祝うことを拒否し、彼女が強い意志を持ち、勤勉で冒険的であり続けるなら、彼女を罰する必要があると感じる世界です」と、自身に対する批判に反論していた。

 さらには、「私は自分のクリエイティブ面における選択、ましては自分の外見や服装について一度も謝ったことはないですし、これからそうするつもりもありません」と付け加えていた。