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沖縄県宮古島市城辺では午前6時過ぎまでの1時間に59.0ミリの非常に激しい雨を観測しました。午前11時までの12時間の降水量は171.0ミリで3月として観測史上1位の値を更新しています。沖縄県は、あす31日にかけて大雨に注意。積乱雲の発達の程度によっては、警報級大雨となる可能性も。

沖縄県で滝のような雨を観測 3月の観測史上1位の値を更新

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きょう30日は、沖縄付近に前線が停滞し、前線に向かって南から湿った空気が流れ込んで、大気の状態が不安定となっています。

沖縄県では昨夜から断続的に雨が強まっています。
宮古島市城辺では午前6時過ぎまでの1時間に59.0ミリの激しい雨を観測しました。(午前6時11分まで)
午前11時までの12時間降水量は171.0ミリで、3月として観測史上1位の値を更新しています。

大雨の降った地域には、夕方にかけて活発な雨雲がかかりやすい状態が続く見込みです。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。

活発な雨雲が北上 沖縄本島地方も午後は激しい雨に注意

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沖縄県は、あす31日にかけて大雨に注意が必要です。

午後は先島諸島だけでなく、沖縄本島地方にも活発な雨雲がかかる見込みです。
多い所で1時間に30ミリの激しい雨が降るでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
なお、積乱雲の発達の程度によっては、あす31日にかけて警報級大雨となる可能性もあります。

発達した雷雲の下では、竜巻などの激しい突風が発生することもあります。
急に冷たい風が吹いたり、雷鳴や聞こえたり、稲光が見えたら、発達した積乱雲が近づいている兆しです。直ちに安全な建物の中へ移動してください。

非常に激しい雨って どんな雨?

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非常に激しい雨は、1時間雨量が50ミリ以上~80ミリ未満の雨を表しています。これは、滝のように降る雨で、ゴーゴーと降り続くイメージです。また、傘は全く役にたたないレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では水しぶきで、あたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなるため、車の運転は危険です。

なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が、1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。例えば、傘を開いた面積がおおむね1平方メートルなので、1時間、傘をさしていると、牛乳パック50本分もの雨が、傘にあたることになるのです。

ただ、実際は、まわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く、水がたまることもあります。非常に激しい雨が降ると予想される所では(非常に激しい雨が降った所では)、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。

最新の情報 どこを見たら 何がわかる?

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最新の「気象情報」を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する場合、おすすめのチェックポイントが3つあります。

①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。

②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。

③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。