【銭洗弁財天宇賀福神社】 神奈川県鎌倉市佐助2-25-16 拝観料:無料 (画像提供:鎌倉市観光協会)
【銭洗弁財天宇賀福神社】 神奈川県鎌倉市佐助2-25-16 拝観料:無料 (画像提供:鎌倉市観光協会)
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 新大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の舞台となる神奈川県鎌倉市には、散策しながら詣でたいドラマの登場人物ゆかりの開運スポットが多数ある。その中でもぜひ行っておきたい、三つの神社仏閣を紹介したい。各寺社のコロナ対策を守って安心・安全に参拝しよう。

【写真】北条義時とゆかりが深い覚園寺

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 2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が1月9日から放送されている。源頼朝の正室・北条政子の実弟であり、幕府の第2代執権に上り詰めて武家政治の基礎を築いた北条義時を主人公に、武士たちの熾烈なパワーゲームを描く。

 脚本は「新選組!」「真田丸」を手掛けたヒットメーカーの三谷幸喜、義時役は大河初主演で昨年末の主演ドラマ「日本沈没─希望のひと─」が高視聴率をたたき出した小栗旬とあって、初回視聴率17.3%の好発進となった。

 ドラマの舞台は19年に市制80周年を迎えた神奈川県鎌倉市。同市観光協会では、大河ドラマ放送による県内への経済波及効果を約307億円と見込んでおり、3月1日から23年1月9日までは鶴岡八幡宮境内の鎌倉文華館鶴岡ミュージアムにドラマの世界観を再現した大河ドラマ館をオープンするなど、大河観光のインフラ整備を急いでいる。

 早春の鎌倉まで足を延ばすなら立ち寄りたいのが、パワースポットとして注目される市内の寺社だ。鎌倉武士たちが武運を祈った名所・古跡が残っており、中には、主人公の義時や、義理の兄に当たる頼朝などドラマの中心人物とゆかりの深い寺社もある。

 そこで本企画では、長引くコロナ禍で沈みがちな気分を切り替え、新しい年の金運や出世運、商売繁盛などのご利益にあずかりたい人のためにオススメの寺社を紹介する。

 金運を授けてくれる神社として全国的に有名なのが、同市佐助の銭洗弁財天宇賀福神社(ぜにせんべんざいてんうがふくじんじゃ)だ。同神社は、巳年(1185年)の巳の月、巳の日の夜、人頭蛇身の宇賀福神が天下平定を目指す頼朝の夢枕に立ち、「この地に湧く水(銭洗水)で神仏を供養すれば、世は太平に治まる」と告げたことから創建されたと伝えられる。

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