乃木坂46としての活動だけでなく、ドラマ「着飾る恋には理由があって」「じゃない方の彼女」などに出演し、女優としても活躍する山下美月さん。グループのデビュー10周年となるいま、何を思うのか。
【前編/乃木坂46山下美月「どれだけやっても緊張した」 初センターの戸惑いと責任感】より続く
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──2月22日にはいよいよ乃木坂46のデビュー10周年を迎えます。
1期生、2期生の先輩方の数もすごく減りましたし、今年は5期生も入ってきます。先輩方が作り上げ、つなげてきた乃木坂46らしさ、バトンを引き継ぎつつ、新たな乃木坂46をみんなで作っていこうという気持ちです。
──山下さんが考える「乃木坂46らしさ」とは?
みんなが自分の好きなことをのびのびやれていることだと思うんです。お芝居や音楽、メンバーそれぞれの目標があり、それを原動力としながらもグループとして一丸となって統一感を出せている。そういうグループが私たち乃木坂46なのかなっていう気がします。
──山下さんの原動力は、お芝居ですか?
そうですね。もともとドラマや映画を見たりするのがすごく好きでした。
──とくに好きだった作品は?
石原さとみさんと松本潤さんの「失恋ショコラティエ」です。好きすぎて、石原さんと同じコートを買ったりしました(笑)。正統派の月9って、キラキラしてていいですよね……大好きなんです(笑)。自分もああいうヒロインになりたいなって思いがずっとあって。いつかやりたいですよね、正統派キュンキュンモノ。
──目標とする女優さんは?
やっぱり卒業生の白石麻衣さんや西野七瀬さんですね。いつか追いついて、肩を並べられる日がくるよう、もっともっと精進します!
──コロナ禍によって、ファンのみなさんとの触れ合い方も大きく変わりました。
これまでの握手会から、オンライン上でお話しする「ミーグリ(ミート&グリート)」に変わりました。今は直接お会いできませんが、ファンのみなさんが、地元の素敵な場所からお話ししてくださったり、家にある私のコレクションを見せてくださったり、ペットやお子さんを紹介してくださったり……今までと全く違う楽しさを見つけ出して教えてくださっていることがすごくうれしいです。