逆に、3.11にめちゃくちゃ楽しい特集をやってくれないかなと思う。東北地方の遊びの特集をやってほしい。今こそ「ずっと私たちは見つめている……」という重いナレーションではなくて、「常磐線に乗れば、東京からここまで行かれますよ!」とか、そういう風に切り替えていっていいのではないか。
もちろん、家族や大切な人を失った方たちがたくさんいて、そこには悲しみはあるんですが、あれから11年経って、笑いながら、日常を生きている。だって、11年も経っているんですよ。これからをどう作っていくかですよね。
最近もロケで福島に行っているから、美味しい蕎麦屋やハンバーガーショップを見つけたり、日本酒はあまり飲まないですが福島の日本酒はやはりうまい! この間食べさせてもらった鴨肉のせり鍋は絶品でした。メシは今まで食べたことのないものもたくさんあるから発見もあって楽しいですよね。そもそも、芋煮会の芋煮が大好きです! 東北を食べ歩くのは本当に楽しいし、見たこともない地元の野菜を買って帰ったりもします。そういう目線で、長く続く復興をとらえてはいかがでしょうか。
■カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。オンラインサロン「竹山報道局」は、昨年4月1日から手作り配信局「TAKEFLIX」にリニューアル。ネットでCAMPFIRE を検索→CAMPFIREページ内でカンニング竹山を検索→カンニング竹山オンラインサロン限定番組竹山報道局から会員登録
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