サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」からデビューした、グローバルボーイズグループ・JO1(ジェイオーワン)の與那城奨(よなしろ・しょう)さん。発売中の『AERA English 2022』(朝日新聞出版)では、與那城さんの英語学習について聞いた。
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人気オーディション番組からデビューし、人気急上昇中のグループ、JO1。世界の名だたるハイブランドのイベントにも招待され、パフォーマンスを披露する。そこで注目を浴びたのが、リーダー・與那城奨さんの英語スピーチだ。
「子どもの頃から、海外への憧れがありました。だから高校生になって、地元の沖縄県が海外研修に参加する高校生を募っていると知ったときは、迷わず参加を決意。英語は中学校と高校の授業で習っただけでしたが、面接での熱意が伝わったのか……。選考を通過し、アメリカのモンタナ州で3週間のホームステイを経験しました。現地では、スマートフォンの翻訳機能を駆使して会話する毎日だったけれど、誰とでも“Hi!”とあいさつを交わし合うような雰囲気が心地よくて、海外への憧れを強めるきっかけになりましたね」
■海外への憧れから短期留学へ
ただ、帰国すると英語の勉強は徐々にトーンダウン。再燃したのは、大学生になってからだという。
「洋楽や洋画が好きなこともあって、やっぱり英語を話せるようになりたいな、って。教授にお願いして放課後に英会話の相手をしていただいたり、留学生に話しかけたり、友達に教えてもらったりしていました」
ただ、それだけでは物足りず、アルバイトをして留学資金をためた。そして4年生の夏に3週間、今度はオーストラリアのクイーンズランド州へ。持ち前の積極性と努力のかいあって、授業もそれなりに理解できるほどの力がついていたものの、「話すことが好き」という與那城さんにとって、英語で深い話ができない状況は、もどかしくもあった。