仮に、小室さんが7月の司法試験を受けようとしても、小室さんのビザがもたなくなる可能性がある。そうした場合、眞子さんがビザを取得し、その配偶者ビザに移行するという方法もあるという。
英紙デイリー・メールは4月12日、眞子さんについて、「現在、ニューヨークのメトロポリタン美術館で無給のボランティアとして働いている」と報じた。メトロポリタン美術館(MET)といえば、世界3大美術館の一つに数えられる。
眞子さんはMETのウェブサイトで、絵画作品の解説文を「Mako Komuro」の署名入りで寄稿。METのキュレーターの元で業務に関わっているとも報じられた。
「METで仕事をしたいという人はたくさんいます。無給でも次につながります。たとえば研修だったらJ-1ビザというのがあります。就労ビザとは違い、海外の人が英語を使って学んだことを現地で研修するためのビザです。アメリカの大学を出ていると、すでに研修が済んだということになりますから取れません。ですからアメリカの大学を出ていない眞子さんなら取れるはずです。小室さんは配偶者ビザ(J-2)をとって、さらに仕事をするには労働許可証を取らなければなりません」(前出の日本人経営者)
J-1の期限はおおむね18カ月で、更新は不可という。
眞子さんの場合、国際基督教大学教養学部を卒業後、英国のレスター大学大学院博物館学研究科に入り、修士を取得した。その点ではJ-1の資格としては問題なさそうだ。
他にも、当てはまるかは別として、「O-1という、芸術家などが取得できるビザもあります。アーティストやスポーツ選手、その分野にたけている人が取るビザですね。ただし、プロのミュージシャンでも簡単には取れないです」(50代男性)
一方、永住権を取る方法も、簡単ではないが、あるという。
永住権については、アメリカ人の配偶者がいる、多額の投資をする、世界的に有名な並外れた能力がある--など、いくつかの方法があるようだが、小室さんにとって現実的なのは、抽選のようだ。毎年1回の抽選があり、高校を卒業していれば申請できる。