現在3歳になる男の子を育てるryuchell(りゅうちぇる)さんとpeco(ぺこ)さん。「無理なときは、サボったっていい」「叱っても愛を伝えるのが大事」など、夫婦が発信する“子育て論”に、SNSでは「救われた」「ためになる」など、共感の声も寄せられています。そんな二人が、日々の育児について、交互で語る連載「ryuchell&pecoの子育て日記」。今回は、pecoさんに子どもの要望をどこまで聞くかについて聞きました。
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子どもの要望は叶えてあげたいけど、全部を叶えてあげるわけにはいかないですよね。
夕ご飯をつくらないといけないときに「遊びたい~」「遊んで―」って来ますけど、「今はホンマに無理」ってことは多いです(笑)。
すごく忙いときにしつこく言われるとちょっとイライラしてしまうこともあるけど、頭ごなしに息子の気持ちを否定するようなことはしないですね。遊びたいという気持ちをまずは受け止めて、「遊びたいよね」「ママも遊びたいよ」と伝えるようにしています。
その後に「なんでいま遊びたいの?」とか、「ご飯をつくらないと、みんなお腹空いちゃうよ」とか、息子がそういう気持ちになった理由を聞いたりとか、こちらの事情をわかってもらうようにしています。
それで、息子の要望が100だとしたら、「その代わりにこれだったらできるよ」と要望の70くらいのことを提案してあげます。例えば、「いますぐ遊びたい」という要望だったら、「ご飯をつくり終わって、冷ましている間だったら遊べるよ」とか。
そこで待っていてくれたら、「待っててくれて偉いね」「約束守ってくれてありがとう」とかしっかりとほめるようにしています。
「いま面白い番組がやってるんじゃない?」とか他に意識を向けさせることもありますね。
こんな感じで息子の気持ちを受け止めながら、要望のハードルを少しずつ下げていくようなことをしていますね。