作家・室井佑月氏が反戦の覚悟を語る。
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レギュラーで出ている「大竹まことゴールデンラジオ!」のゲストに、東京大学先端科学技術研究センター名誉教授の児玉龍彦さんがいらした。新型コロナウイルスについてわかりやすく説明してくれた。
どうも今は、ロシアとウクライナを中心にニュースを見てしまう。しかし、コロナに関しては、油断は禁物だ。
コロナの感染は再び拡大し、オミクロン株といわれる第6波では、もうすでに1万人の方がお亡くなりになってしまった。
児玉先生はそのことを憂えていた。コロナは株によって感染状況が異なるので、常にそれに合わせて専門家は対処し、素早く指揮していくべきなのに、といっていた。
以前の、感染したら急に重症になってしまう武漢型と、今の、感染者が別の人にうつす時間が短くなっているオミクロン株とでは(ワクチンも効いている)、対応が違って当たり前だそうだ。
たとえば、今は子どもたちの感染が多い。それなら、幼稚園や小学校などで、全員検査をできるようにすべきだと。そして、年末や3月には、20代の感染が増えるのはもうわかっているのだから、ここもみな検査しやすい、そして普通の町医者でも診察でそれができるようになったらいいのにといっていた。薬も処方できるようにすべきだと。あたしもその通りだと思う。
検査数を増やし、現状を正しく把握して報告し合うことは、国際協調、世界が力を合わせることにもなる。
しかし、複雑な利権構造などがあり、どうもあたしたちにとってより良く便利な方向にはなかなかならない。
それからその話の後で、先生はウクライナで死亡したジャーナリストたちの話にも少し触れた。
4月15日付の東京新聞、「ジャーナリズムにも戦禍」という記事があった。ウクライナのインターニュースによると、「ウクライナに侵攻したロシア軍によるジャーナリストへの犯罪行為は少なくとも七十四件に達し、このうち取材していた十八人の記者が銃撃を受けるなどで死亡」したという。