チェッコリ(撮影/写真映像部・加藤夏子)
チェッコリ(撮影/写真映像部・加藤夏子)
チェッコリ/佐々木さんがAERA読者に薦める3冊。家族3代の物語『シソンから、』、日本語とハングルが同時に読める『モーメント・アーケード』、K-POPの入門書『K-POP bibimbap』(撮影/写真映像部・加藤夏子)
チェッコリ/佐々木さんがAERA読者に薦める3冊。家族3代の物語『シソンから、』、日本語とハングルが同時に読める『モーメント・アーケード』、K-POPの入門書『K-POP bibimbap』(撮影/写真映像部・加藤夏子)

 続いて韓国で流行している「タルゴナミルクティー」を味わいに、東京・青山の「Cha Aoyama」へ。ソウルのカフェ激戦区聖水(ソンス)にある本店が話題となり、2020年3月に、テイクアウト専門店として日本に初上陸した。

 タルゴナミルクティーは、紅茶専用のエスプレッソマシンで抽出した紅茶をミルクティーにし、そこに砕いた「タルゴナ」をのせたもの。タルゴナとは、日本のカルメ焼きのようなもので、カラメルのような香ばしくて優しい甘さが、濃いめのミルクティーによく合う。

「ミルクティーに甘みはなく、タルゴナが溶けることでだんだんと甘くなります。紅茶もタルゴナも本店で使っているものなので、まさに本場の味です」(店員の比嘉さん)

 日本国内でも人気が定着した韓国コスメの最新事情はどうなっているのだろう。人気の韓国コスメが安く買えるECサイト「Qoo10」では、コロナを機にコスメよりもスキンケア商品が売れるようになったという。

■プリーツ加工のバッグ

「マスクの肌荒れを気にする方が多く、CICA(シカ)という薬草エキスの入ったスキンケア商品は鎮静効果もあるので人気です。CICAもそうですが、食事でもビーガンが流行(はや)っているように、植物由来のものが美容業界全体で人気ですね」(コスメリーダーのキム・ソヨンさん)

 Qoo10では、昨年9月から毎週水曜日にライブショッピングを行っているが、韓国からの配信も多く、現地の生の情報に触れることもできる。

 韓国のファッションは、特に若い世代を中心に人気だが、日本で韓国ブランドの服を手に入れようとすると、オンラインでの購入が主流。40代の自分には、デザインもサイズも合うのかと躊躇(ちゅうちょ)していた。そんなときに知ったのが、韓国人女性が作ったブランド「JOSEPH AND STACEY」のバッグ「ラッキープリーツニット」。バッグなら、オンラインでも買いやすい。

 プリーツ加工が施されたデザインは、韓国の建築物と衣装からインスピレーションを受けているという。土で分解される糸を使っているので、地球環境にも配慮されている。広報担当のMoMo Dialogue代表、北尾恵子さんは言う。

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