7月5日発売のAERA 7月12日号の表紙を飾るのは、単独では初登場となるラウールさん。Snow Manからは、本誌に「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」を連載中の向井康二さんに続く2人目です。まもなく公開される映画「ハニーレモンソーダ」での単独初主演が決まったときのこと、撮影中の思い出、Snow Manのこと。カラーグラビア&インタビューで、たっぷりと語っていただきました。そして、向井さんの連載はスペシャルレポートの続編。映画「浅田家」の写真家・浅田政志さんとの「ライカデビュー」に密着しています。この号の巻頭特集は、「企業にも学生にも選ばれる大学」。全国27大学の過去10年間の就職者数を分析して見えてきたのは、「就職地図」の激変。企業のターゲット大学や学生の志望業界の変遷を明らかにしています。
Snow Manとしては2度、本誌の表紙を飾ったラウールさんですが、単独ではこの7月12日号が初めてです。つい先日、18歳のお誕生日を迎えたばかりのラウールさん。表紙とカラーグラビアでは、大人びたクールなまなざしの一枚、口もとに色気があふれる表情、そして年相応の無邪気さや天真爛漫さを感じさせるカットなど、日々成長する「いま」の年齢だからこその魅力を、余すところなくお届けします。
インタビューでは、7月9日の公開を目前に控えた、単独初主演映画「ハニーレモンソーダ」の出演が決まったとき、そして演じてみての思いをお聞きしました。髪をレモンイエローに染め、原作となった少女漫画から抜け出してきたかのような、みんなの人気者・三浦界に扮したラウールさん。外見だけではなく、内面にも共通点は感じられたのでしょうか。映画でラウールさんが「いいな」と思ったというセリフにちなんだ、いまの自分をかたちづくった「過去の自分」について。演技や恋愛について教えてもらった“先輩”はいたのか。さまざまな質問を投げかけています。
映画では「石森係」を自称して、ヒロイン石森羽花の世話を焼く役どころだったラウールさんに、もしもSnow Manに「ラウール係」がいるとしたら誰なのか、と尋ねてみました。満面の笑みとともに返ってきた答えとは――。ぜひ誌面でご確認ください。
月2回の好評連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」は、今回も「レッスン」はお休み。向井さんが新しい「相棒」として迎えたカメラについての、スペシャルレポート続編をお届けします。24歳のときから憧れていたカメラを、ついに手に入れた向井さん。前回の6月28日号では、映画「浅田家」の浅田政志さんと一緒にお店に行き、夢の「ライカデビュー」を果たす様子をレポートしました。
ライカで向井さんが購入したのは、「一眼レフ」でも「ミラーレス一眼」でもない、「レンジファインダー」というカメラ。ピントがマニュアル(手動)でしか合わせられない、上級者向けのタイプです。これまで使ってきたカメラとはまったく仕組みが異なるため、その歴史や特徴などを、ライカで詳しく教えてもらいました。なぜ「そのへんパッと撮っただけでめっちゃきれい」なのか、なぜ向井さんが緊張するほど高額なのか。現在、世界一明るいF0.95のレンズを借りて「もう、ぼっけぼけやん」な世界を楽しみながら、難しい専門用語や説明をすっと理解して自分のものにしていきます。
そして、ライカで撮られるのは全然気持ちが違う、と話す向井さん。ある人物に「盗撮されてる感じ」と例えます。「大好きやから撮られても気持ちが違う」として挙げた、大物ハリウッドスターの名前は――。ライカ購入の興奮冷めやらぬまま、向井さんが「なんか、社会見学みたいやね!」「贅沢やなあ」と楽しんだレポートの続編を、どうぞお楽しみください。
この号の巻頭特集は「企業にも学生にも選ばれる大学」。東大、京大、東工大、早稲田大、慶應義塾大、MARCH、日大、関西大、同志社大、立命館大、近大など、全国27大学の過去10年間の有名企業への就職者数を分析すると、企業のターゲット大学や学生の志望業界の変遷が見えてきました。「就職地図」はまさに激変しています。顕著な変化として上げられるのは「コンサル人気」と「金融離れ」。日経225などに含まれる、いわゆる「有名企業」400社への就職者数を大きく増やす大学も出現しています。躍進の原動力がなんだったのか、ということも取材しています。
さらに、大学を知る際の新たな指標として「発信力」に注目。ツイッターのフォロワー数やツイート数はもちろん、YouTubeで配信している動画の数、その再生回数、オウンドメディアのコンテンツなどから、学生や社会に選ばれる大学の新たな序列を導いています。
King Gnuの井口理さんがホストを務める対談連載「なんでもソーダ割り」は、この号から、アニメーション映画監督の細田守さんがゲスト。1回目の今回は、ともに芸術系の大学出身の二人が、ある強烈な青春の1ページを共有していた、という話で盛り上がりました。今回を含めて4号にわたり、お二人の対談を掲載します。
ほかにも、
・TOKYO2020学校観戦プログラムに親たちの迷い
・五輪を前に小学生「サッカーもやらせて」が市役所を動かした
・コロナ後遺症 半年後も目立つ「疲労感」と「筋力低下」
・「いいね!」にはウンザリなのに「承認の構図」から逃れられない
・カプセルトイ「ねこのペンおき」は黄金の腰つき
・ワクチン接種開始から氾濫する「注射針ブスッ」の映像が怖すぎる
・岡田将生×峯田和伸 “人間”を信じてる
・コロナ禍の中学受験は意外にも「脱・大学付属」
・藤井聡太王位の初防衛戦 苦手の豊島将之竜王に「かつてない負け方」
・「かまずよう」で人生と仕事の決定権を取り戻す
・永瀬正敏が語るジム・ジャームッシュ作品の魅力
・安田章大 五感を研ぎ澄ましてゴッホになる
などの記事を掲載しています。
AERA(アエラ)2021年7月12日増大号
特別定価:470円(本体427円+税10%)
発売日:2021年7月5日(月曜日)