
現在、テレビやYouTubeで圧倒的な人気を集める、時代の寵児・ひろゆき氏。
24万部の大ヒットになっている『1%の努力』では、その考え方について深く掘り下げ、人生のターニングポイントでどのような判断をして、いかに彼が今のポジションを築き上げてきたのかを明らかに語った。
この記事では、ひろゆき氏に気になる質問をぶつけてみた。
海外に通用する笑いとは?
――日本の「お笑い」ってフランスでも通用しそうですか?
ひろゆき氏:日本のお笑いは、基本的に日本人以外はあんまりウケないんですよね。なぜなら、「関係性」で笑わせているからです。
多くのバラエティ番組は、芸能人のキャラが前提としてあったうえで、「あえて偉そうにする」「声を張ってスベったことを笑いにする」「ギャップを見せる」という関係性で笑いを取ることがほとんどです。あと、「スタッフをいじる」とかもそうですよね。
――たしかに、そういうシーンが多いかもしれません。
ひろゆき氏:たとえば、僕はキングコングの西野亮廣さんで笑ったこと一度もないんですよ。あの人って、たしか「芸人」ですよね?
あるバラエティ番組で、西野さんがすごくイジられてウケている回も見たことがあるんですが、あれも西野さん本人の力ではなく「関係性」で笑われているだけで、西野さん単体で笑いはまったく取れていないわけです。つまり、超つまらない芸人ですよね。
海外に通用する笑いっていうのは、「Mr.ビーン」のように、自分で設定やキャラを作って、1人で笑いを生み出せるようなパターンだけですよね。