11位から20位までも昨年同様入れ替わりが激しかった。ヤフーが4位→13位に順位を落とし、住友商事やパナソニックなどがトップ20圏外に。代わってデロイト トーマツ コンサルティングが19位にランクインするなど大幅な入れ替えとなった。
■中央省庁の1位は前年度から変化
中央省庁への就職者数を見ると、学部卒業者では総務省が1位、続いて外務省、経済産業省と大きな変化はなかった。前年度1位の国土交通省は4位に。大学院修了者では国土交通省が12人で1位、続いて経済産業省、特許庁となった。前年度11人で1位だった農林水産省は5人に数を減らし4位にランクインした。
《データの集計方法》
19年度卒業・修了者は20年3月卒業・修了者以外にも、19年9月卒業・修了者などを含む。
データは各学部・研究科への問い合わせを基に作成しており、各学部・研究科に報告していない者や、就職を辞退した者などの人数が反映されていないため、実際の就職者数と異なる場合がある。企業名などは学生の報告に基づいているため、表記揺れが存在する場合がある。また新型コロナウイルス感染症の流行に伴い十分な集計ができていない学部・研究科もある。一部の学部・研究科では進学者数が未公表になっている。
(文/東京大学新聞社)