2部屋だったものを一つの広いリビングにして一気に明るく。ソファや壁の棚など、インテリアにあわせたカラーリングや内装に仕上げた。「まさに私たちのお城で、最高の時間を過ごせます」と大満足の様子 (撮影/門間新弥)
2部屋だったものを一つの広いリビングにして一気に明るく。ソファや壁の棚など、インテリアにあわせたカラーリングや内装に仕上げた。「まさに私たちのお城で、最高の時間を過ごせます」と大満足の様子 (撮影/門間新弥)
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“終の棲家”を考える人も多いのではないだろうか。残りの人生をより豊かに暮らすには、自分好みにリフォームするという方法がある。そこで、人生が大きく変わった成功例を紹介する。

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■Case1 バリアフリー、でも趣味も大切に
(神奈川県・Aさん邸、RC造マンション・築11年、工事価格・約700万円、施工・ミサワリフォーム)

「バリアフリー化も目的でしたが、長く暮らすので、好きなものに囲まれた生活が夢でした」

 その言葉どおり、趣味の小物やインテリアも取り入れることを条件にリフォームを進めた。3社の候補からミサワリフォームに決めたのはデザイン性と先々の安心をどちらも大切にしたから。その一方、車椅子でも開閉しやすい引き戸にしたり、スイッチ類の場所などを低くしたりと、機能面も十分配慮した。

「母と安全で快適な日々が過ごせ、家にいる時間が長くなりました。また友人も呼んでパーティーをしますし、こんなに人生が変わるとは思いもしませんでした」

(週刊朝日 2019年2月22日号より)
(週刊朝日 2019年2月22日号より)

★ポイント1
段差を緩和し、壁の色を寒色系から暖色系にして明るく温かい雰囲気に。下駄箱があった場所は車椅子を置くスペースにして、靴を収納する場所は別に確保。「帰ってきたとき、ほっとすると同時に、やさしい気持ちになれます」

★ポイント2
ステンドグラスの窓はこだわりの一つ。イギリスから輸入したお気に入りのアンティーク。LDK入り口にもステンドグラスのドアがある。「こちらは窓に近いので、明るく光が入るデザインのものを選択しました」

(撮影/門間新弥)
(撮影/門間新弥)

★ポイント3
2部屋だったものを一つの広いリビングにして一気に明るく。ソファや壁の棚など、インテリアにあわせたカラーリングや内装に仕上げた。「まさに私たちのお城で、最高の時間を過ごせます」と大満足の様子

★ポイント4
ブルーを基調にした内装。カウンターキッチンの青いタイルは色の配分までこだわった。「戸棚もリフォーム会社からの提案でブルーにそろえました」。車椅子でも使いやすいようスイッチは低い位置に配置した

(撮影/門間新弥)
(撮影/門間新弥)
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