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 もうじき1歳になるキジ(写真手前)とサクラ(同奥)は兄妹で、近所の保護カフェから生後4カ月のときに譲り受けたが、2匹の体格は全然違う。

 雄のキジは食い意地が張り、餌を先に食べ終えるとサクラの皿に首を突っ込んで横取りする。片手で抱えられるほど軽かったのに、今ではムチムチ。性格はおっとりで、寝てばかりいる。「横幅が広い」と子どもにからかわれる始末だ。

 一方、雌のサクラはわが家に来てすぐに猫風邪を発症した。結膜炎と舌の潰瘍、熱も少しあったが、猫じゃらしを見せると飛んでくるほど活発で俊敏に動く。

 錠剤と点眼薬を処方してもらい、結膜炎は長引いたものの、1カ月もすると元気になった。が、その数日後、「サクラのうんこに何かいる」と子どもが言うので見てみると、回虫が……。虫下しをもらって飲ませた。

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