進んできた方は、自分の状態をまず知ることが大切です。専門家である毛髪診断士や病的な場合は皮膚科の診断が必要です。医薬品としての育毛剤も出ていますから、処方が必要な場合もあるので、お医者さんに行きましょう。

 育毛剤は成分によって特徴が様々ですが、医療でも推奨している「ミノキシジル」には血圧降下作用があります。大量に使うと、血圧が下がる可能性もあり、頭頂への外用ではあまり影響はないと思いますが、内服で使う場合には注意が必要です。最近、ネットなどで海外の育毛商品を購入する方も増えていますが、循環器系への影響もありますから個人での使用は勧められません。

 また、よくスカルプシャンプーで育毛をしようと勘違いする方がいますが、それらに育毛作用があるわけではありません。育毛しやすい状態に頭皮を整える下地作りになりますので、それを理解して使用しましょう。

 一方、女性の場合、男性と同じような強力な医薬品の内服薬は原則使えませんので、外用剤に頼るしかありません。女性向け商品としては、育毛作用だけでなく、髪のコシを強くしたり、太くするヘアケア商品を使うのも1つです。ある程度進んだ時には、女性の場合はファッション性も高いので部分ウィッグの使用を検討するのもいかがでしょうか?

暮らしとモノ班 for promotion
【Amazonブラックフライデー】先行セール開催中(28日23:59まで)。目玉商品50選、お得なキャンペーンも!