「女優だけでなく、音楽や映画、アートといったカルチャーから環境問題や動物愛護まで、奥深いバックグラウンドを持つ二階堂ですが、そのこだわりの強さやメンタルの繊細さが彼女の魅力であるが、時に繊細な一面が共同生活の重しになりかねない。彼女は過去に人気バラエティー番組『ぐるナイ ゴチになります!』に出演していたものの、女優業専念を理由に自主降板。飽きっぽい性格も指摘されたものでした」(芸能記者)
一方、カズレーザーは独特の視点で悩みと向き合い、包容力に満ちた言葉で多くの人を励ましてきた。
例えば、テレビ朝日の「カズレーザークリニック」では、「自信が持てない」という悩みに対しては、「じゅうぶん人間として魅力的に見えてるから、たぶん自分に見合った自信を持っているはず」と諭し、さらに将来への不安や悩みに押しつぶされそうな人に対しては、「人間、どうせ幸せになるのよ。ハッピーエンドに決まってるのになんでそんなバッドエンドにしたがるの?理由を見つけて自分が不幸だと思おうとしてるだけで、思わなきゃずっと幸せだからね。幸せの前提があるから不幸を見つけるのができるんであって、見つけなきゃいい。目をそらす努力!」と語り、精神的に揺らぎやすい相手に対する包容力を感じさせた。
また、カズレーザーは自身の性的指向を「バイセクシュアル」と公言。「みんなバイセクシュアルでしょ。人類はバイセクシュアル。(女性が好きな男性も)まだイケる男性に出会ってないだけで」と語るなど、多様な価値観や生き方を肯定してきた。こうした柔軟な思考が、こだわりの強い二階堂との関係を円滑にし、摩擦を軽減しそうだ。