写真・図版(1枚目)| 株式会社リアルアキバをはじめとするREAL AKIBA GROUP、シードラウンドで約5億円の資金調達を完了
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~スタートアップファクトリー鈴木おさむ氏、GENDA GiGO Entertainment、MIXI、カヤック、ユナイテッド、GLOE等が新規株主として参画~

- 株式会社リアルアキバ

株式会社リアルアキバ(代表取締役:榊原敬太)は、シードラウンドの資金調達において、株式会社GENDA GiGO Entertainment、株式会社MIXI、株式会社カヤック、GLOE株式会社、株式会社アノマリー、スタートアップファクトリー(順不同)等から合計約5億円の調達を完了いたしました。

本調達による資金を活用し、「秋葉原の”土地”と”カルチャー”を【世界中に創る】こと」をミッションに掲げ、リアルアキバグループの事業拡張、新規事業・サービス開発、人材採用、IP開発、タレントプロデュースを段階的に強化していきます。

更なる”これから”の秋葉原カルチャーとレペゼン秋葉原のクリエイティブを構築・設計・発信するエンターテインメント事業の拡大を目指してまいります。

【資金調達の概要】
本ラウンドの主な投資家(順不同):
・株式会社GENDA GiGO Entertainment
・株式会社カヤック
・株式会社MIXI
・GLOE株式会社
・ユナイテッド株式会社
・株式会社アノマリー
・スタートアップファクトリー
・他非公開およびエンジェル投資家

各投資家からのコメントは以下の通りです。

<投資家からのコメント(順不同)>

株式会社GENDA GiGO Entertainment 代表取締役 二宮一浩
今回の資本業務提携は、「リアルアキバ」様の成長性と将来性を確信しての投資です。これまで秋葉原を拠点に、アーティストコラボやイベント企画など、さまざまな取り組みを共に行い、強固な関係性を築いてきました。今後は戦略的なビジネスパートナーとして、共に新しい価値の創出に取り組んでいきたいと考えています。
具体的には、「リアルアキバ」様が擁する魅力的なアーティストを活用したグッズ展開に期待しています。GiGOの持つIP活用ノウハウと、全国400店舗を超えるネットワークを活かし、より多くのお客様にその魅力をお届けできるものと確信しております。また、多様で多彩なインフルエンサーも多数在籍されているため、新たなプロモーション施策にも挑戦していく予定です。さらに、GiGOが今後展開する海外店舗においても、「リアルアキバ」様と共にアキバカルチャーの魅力を世界に発信・展開していければと考えています。

株式会社MIXI 投資事業部 国内投資グループマネージャー 藤原弘之
このたびリアルアキバグループへの出資機会をいただき、大変光栄です。昨秋、日本武道館で拝見した熱いパフォーマンスが今も心に残っています。今回のパートナーシップを通じ、ファンコミュニティの活性化や新規コンテンツ開発などのような、互いの強みを生かした取り組みを共に加速できると確信しています。“アキバ文化”を世界へ広げる挑戦を、皆さまとご一緒できることを楽しみにしています。

株式会社カヤック 取締役CTO 貝畑政徳
面白法人カヤックは、「つくる人を増やす」が経営理念のクリエイター集団で、「まちづくりからうんこまで」、つくるものの幅の広さが特徴です。日本のオタクコンテンツに強いリアルアキバとの協業によって、かつてないエンターテインメントを創造できる可能性を感じています。お互い切磋琢磨しあい、世界のステージで活躍しましょう!

GLOE株式会社 代表取締役 谷田優也
GLOEは、「ゲーミングライフスタイル」の実現を目指し、ゲームと共に生きる人たちの選択肢を広げる取り組みを続けています。“アキバ × ゲーム”の相性の良さは言うまでもありません。これからいろんなシナジーを一緒に生み出していける仲間になれたことを、とても嬉しく思います。けいたん、よろしく!

ユナイテッド株式会社 キャピタリスト 松野歩花
国内のライブ・エンターテインメント市場が今後も拡大すると予測される中、動画配信プラットフォームの普及が日本のポップカルチャー人気を一層押し上げ、日本コンテンツの海外市場拡大が顕著になっています。
株式会社リアルアキバは、秋葉原発サブカルチャーを基盤に、ダンス・音楽とテクノロジーを融合させた独自IPの創出と、革新的なファン体験の提供で国内外の支持を獲得しています。
今後は「REAL AKIBA BOYZ」に続く新たなIPの創出を進め、日本のポップカルチャーにおけるグローバルなファンコミュニティの拡大を実現することを期待し、この度出資を決定いたしました。
ユナイテッドとしても、株式会社リアルアキバのさらなる成長に向け支援してまいります。

スタートアップファクトリー 代表 鈴木おさむ
今まで放送作家として様々なタレントやアーティストとタッグを組み世に出してきましたが、放送作家を辞めて、ファンド「スタートアップファクトリー」を始めた今、リアルアキバボーイズの夢と未来に「投資」し、オタクカルチャーをグローバルに羽ばたかせることに挑戦出来ること、ワクワクしています。
日本だと、芸能と投資ってありそうでなかなかない。
だからこそこの挑戦に意味があるし、絶対新しい道を切り拓くと信じてます。
やはり、リアルアキバボーイズ、ワクワクさせてくれますねー。

株式会社アノマリー 代表取締役 神田勘太朗
ISARIBIの出資当時から、アキバコンテンツを一貫して開拓/開発をしている実績を体験してきた中で、特にダンス事業における新しい領域に対して当社アノマリーとしてもシナジーを見込み今回の出資を決めさせて頂きました。

<リアルアキバ代表取締役 榊原敬太(けいたん)からのコメント>

個人事業主の屋号から数えると地味に20年。
今の会社の母体となるアブストリームを立ち上げて14年。
会社にしてできた多くの仲間たちと10余年。
今のコアメンバーが揃って出会って4年。

たくさんの経験とたくさんの反省を元に、自分は秋葉原とダンスを背負ってここからの発展をさせたいという想いを強くして進めてきました。
上記に羅列して、コメントを頂いた各社の皆さんが僕の想いに賛同してくれたことに多大な感謝をしております。

世界中を「秋葉原」と「ダンス」で進化させるためにここから新しい旅を仲間たちと始めます。どっちかに興味ある人はぜひに声かけてください。

【今後の展望】
1.ホールディングス化による連携強化
・アブストリームクリエイション、ISARIBIを中心とした各社(現在9社)がもつ企画・クリエイティブ制作・ブランド・タレントリソースを結集。
・クリエイティブなコンテンツの開発から、マーケティング・拡販までの一貫体制を構築。

2.カルチャーの促進、新規タレント・IPやサービス開発・グローバル展開
・「REAL AKIBA BOYZ」での経験や成功を駆使し、新たなタレント・タレントグループをプロデュース。
・秋葉原カルチャーでの知見や経験を活かした、新たなIPをプロデュース。
・秋葉原カルチャーのSNSや動画プラットフォームでの配信・コラボレーション施策を強化し、国内外に向けた新しいエンターテインメントサービスを創出。
・鈴木おさむ氏やエンターテイメント事業会社の知見やプラットフォームを活用することで、ユーザーを巻き込んだ企画立案やコンテンツ制作を推進。

3.多様なパートナーシップの拡大
・他社とのオープンイノベーションやコラボ企画、IP共同開発など、幅広い領域のパートナーシップを促進。
・発信チャネルの多様化をパートナーシップにより図り、まだリーチ出来ていない市場の獲得。
・他、秋葉原カルチャーに寄与する会社への出資、M&Aの実施。

4.リアルアキバグループの5大事業について
01、広告・プランニング事業
「バイアスをぶち壊せ」をスローガンに、Meteora St.のインフルエンサーを活用した企業プロモーションや、CM制作、イベントプロモーションなど、SNSだけに留まらない総合プランニングを得意とする広告プランニングチームにおいて、大手企業やグローバル企業のプロモーションを担当。

さらに、コンテンツPR領域においては、毎クール最大80作品、年間200作品を越えるアニメーションのプロモーション案件に関わっていく。
万年人手不足の中ISARIBIのコンテンツPRは確たる地位を築きつつある。
その最大の特徴は予算編成からアウトプットまで担うところにあり、イベント制作、WEB制作、デザイン制作など見込める売上が非常に幅広くある。タイアップなどで一般企業との繋がりも非常に多く営業を兼ねた業務にも事業の魅力がある。
長期的な運用のアニメーションだけでなく、ゲームコンテンツ、制作案件等のアニメーション宣伝で培ったノウハウを活かし、コンテンツの制作からプロモーションまで行う総合プロモーションにも広げた事業展開を推進しています。

02、ライブ&フェス&DJ事業
音楽ライブ、ダンスイベント、カルチャーフェスなど、現地を起点とした“活きたライブ体験”を届ける場として、年間を通じて多様なイベントを企画・制作・運営。
代表例として、DOESやfhana等の提携アーティストを起用し、アニソン×ダンス×ライブの融合をテーマに掲げた「Live Cipher」シリーズ、自社所属REAL AKIBA BOYZの日本武道館単独公演、O-MENZによる東京国際フォーラム単独公演などを実施。ジャンル横断型エンタメの発信や海外展開にも注力しています。
また、「肉フェスお台場」エンタメステージの制作、ロックバンドFLOW主催「FLOW THE FESTIVAL in 横浜ぴあアリーナ」への制作アドバイザー参画、弊社のアイデンティティでもある”アニメ/IP”公式DJイベントプロデュースなど、フェス・IPタイアップでも多数の実績を有します。
演出・制作・運営の専門チームを社内に内製化しており、キャスティング・設営・配信・物販・スポンサー対応までワンストップで提供可能。
さらに、TOSHIMA STREET FES(豊島区)やあだち音楽と食の祭典(足立区)など、地域連携型フェスの企画運営にも取り組んでいます。
「カルチャーの現場から感動を届ける」ことをミッションに、現場志向とビジネス視点を両立したライブクリエイションを追求しています。

03、アーティスト&タレントマネジメント事業
秋葉原カルチャー特化型事務所として設立してから2年の”METEORA st.”。
日本で最大のダンスアーティスト「REAL AKIBA BOYZ」「O-MENZ」をクリエイティブした弊社ですが、この2年間の音楽・アーティストとして”DOES””fhana””岸田教団&THE明星ロケッツ”などアニソンアーティストが数多く所属しました。ダンスコレオグラフにおいても、国内における強力なIPも担当させていただき、多くのバズメイクを生み出す振付演出をしております。
そして、音楽・ダンス領域外にインフルエンサーも多く所属し、現在総計160名強の所属となり、所属フォロワー数のべ5000万強を誇る集団となりました。

今後に関しては、今までのエージェント機能をより強化しつつ、デスクトップ上のエンターテインメントに留まらない、音楽・アーティスト・クリエイター領域において、マルチクリエイティブなライブエンターテインメントを創造できるタレントを生み出す機構を目指してまいります。

04、店舗運営・開発事業
経営ビジョン「Road To 100」
秋葉原から世界へ、カルチャー体験の革新

現在20店舗強の秋葉原カルチャーに寄り添った店舗を運営しております。
目標は、今後5年間で100店舗の店舗事業と新規不動産事業を軸に、飛躍的な成長を目指します。

当社の強みである「秋葉原カルチャー」を武器に、単なるモノやサービスの提供に留まらず、お客様に「オタク体験」という感動を届けます。そして、この「アキバカルチャー」を日本国内からアジア、そして世界へと広げ、新たな市場を創造します。

1.店舗事業:世界へ広がる100店舗の挑戦
「秋葉原から世界へ100店舗の挑戦」というスローガンのもと、私たちはオタクカルチャーの「リアルな体験」を創出する店舗を全国、そして世界へ展開します。

・様々なエンターテインメントを体験できるライブハウス
・国内外のアニメ・サブカルチャー・音楽好きが集まるクラブ
・ポップカルチャー体験型カフェ&バー
・ニッチ特化型コレクターズショップ
・秋葉原文化を扱うSHOP等
・アニメ×ダンスを世界に発信するレンタル・レッスンスタジオ事業

2.不動産事業:サブカルチャー特化型物件で「夢」を応援
店舗事業と並行して、新たな収益の柱としてサブカルチャー特化型の不動産事業を立ち上げを予定。

当社の持つ知見を活かし、YouTubeなどの動画配信に最適な防音室付き賃貸物件や、アイドルやダンス活動に特化した鏡付きダンスルーム完備の賃貸物件を仲介・サブリースします。

この事業は、店舗事業と密接に連携することで、以下のような相乗効果を生み出します。

店舗の顧客基盤を活用: 当社の店舗を利用する多くのサブカルチャー愛好家に対し、彼らの活動を支援する物件情報を提供できます。

エコシステムの確立
店舗でファンとの交流を深め、不動産事業で活動の拠点を支援するという一貫したサービスを提供することで、お客様の「夢」を応援するREAL AKIBA GROUPのエコシステムを強固なものとします。

この二つの事業を柱に、今後5年間で飛躍的な成長を遂げ、グローバルなエンターテイメント企業へと進化してまいります。

05、新規事業:音楽事業
音楽事業部を本格始動
~アニソン × IP × ダンスで“秋葉原発・世界行き”の音楽プロジェクトを展開~

新たに音楽事業部を立ち上げ、アニメ・カルチャーと連動した音楽&IPプロデュース事業「REAL AKIBA MUSIC」、および音楽レーベル事業「REAL AKIBA RECORDZ」の2軸で、グローバル市場を見据えた新たな音楽プロジェクトを始動いたしました。

REAL AKIBA GROUPはこれまで、秋葉原カルチャーを軸にダンス・アニメ・アニソン・インターネット文化を掛け合わせたライブエンターテインメントを創出してきました。その中核を担うアーティスト「REAL AKIBA BOYZ」や「O-MENZ」による武道館・国際フォーラム単独公演の成功を経て、次なるステージとして音楽事業の本格展開に踏み出します。

今回の事業部新設により、「音楽」そのものを軸に据えたIP開発、アーティスト育成、グローバルレーベル運営、著作権・出版管理など、より戦略的かつ自律的なコンテンツ創出を加速してまいります。

株式会社リアルアキバ

所在地:〒101-0021 東京都千代田区外神田1-18-19 シンアキハバラビル7F,8F
HP URL:https://realakiba.co.jp
代表取締役 榊原敬太aka けいたん(REAL AKIBA BOYZ/FOUND NATION)

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