
ジュリーこと沢田研二は、現在、全国を回るライブツアー「沢田研二LIVE 2025『霜柱と蝋梅の森』」真っただ中だ。6月25日に喜寿、77歳の誕生日を迎え、8月3日には佐賀、そのあとは大阪、京都、福島、埼玉と真夏の全国各地を駆け巡る。進化し続けるジュリーにまつわる過去の人気記事を振り返る(「AERADIGITAL」に2024年3月27日に掲載されたものの再配信です。本文中の年齢、肩書等は当時のもの)。
【写真6枚】上位にランクインした名曲のレコードジャケットはこちら
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デビューから50年以上たった今でも、精力的にライブを続け、歌い続ける沢田研二(75)。4月からは2024年のツアーがスタート予定で、またジュリーの歌声に酔いしれることができそうだ。そこで、「AERA dot.」では、沢田研二の曲の中で最も好きな曲について緊急アンケートを実施。あまたある名曲の中で、ファンはどの曲を「ベストワン」に選んだのか。まずは、10位から6位までをお届けする。(アンケートは3月12~18日、AERA dot.の記事や公式SNSアカウントで実施。2047人が回答した)
【10位 あなたに今夜はワインをふりかけ 48票】
10位はB面の名曲がランクイン! 22枚目のシングル「サムライ」(1978年1月21日リリース/作詞:阿久悠 作曲:大野克夫)のB面「あなたに今夜はワインをふりかけ」(作詞:阿久悠 作曲:大野克夫 編曲:船山基紀)だった。
発売当初の1978年ではなく、2008年に東京ドームで行われた還暦ライブで聞いてから、この曲を好きになったという声が上がった。

「思いっきり歌える、B面不朽の名曲。60歳、東京ドームでの熱唱素晴らしかった」(50代・男性)
「東京ドームの6時間コンサートのとき、この曲がすごく印象的だったので、それから大好きな曲になりました」(50代・女性)
還暦ライブは、ジュリーが60歳にして80曲を歌い切った“伝説”のライブだが、そこから改めてこの曲に魅了されたファンも多かったようだ。
タイトルでもある出だしのフレーズが、沢田研二自身が出演するキッコーマン「マンズワイン」のCMにも使われ、お茶の間でも人気に。その思い出とともに好きな曲に挙げたファンも多い。
「ワインの販促ポスター(ジュリーがワイングラスを傾けている)が欲しくて飲めないワインを買い込んだ思い出があります。ジュリーの甘い歌声に今でもしびれます」(60代・女性)
「本人出演のワインのCMに使われていて、とにかくおしゃれでかっこよくてセクシーで品がある。ジュリーの魅力が存分に堪能できる曲です。B面だったのがもったいないくらいです。知り合いの酒屋さんにこのCMのポスターをくださいと頼み込んだ思い出があります」(60代・女性)