アマゾン創業者 ジェフ・ベゾス(61)(写真:Abaca/アフロ)
アマゾン創業者 ジェフ・ベゾス(61)(写真:Abaca/アフロ)
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「週刊朝日」の大人気連載、「ドン小西のファッションチェック」がAERAで再度復活! 2025年春夏をファッションチェックで振り返ります。元妻の方との熟年再婚でも話題のドン小西さん。セレブ再婚にもモノ申します。AERA 2025年7月21日号より。

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 ハ~イ、ジェフ。結婚ってほんとにいいもんだよね……って、みなさん知ってます?あたし、ドン小西も23年ぶりの結婚が決まっちゃってさ。お相手はなんと、23年前に離婚した元妻の早苗!

 あたしも人生という船をこぎ出すこと74年。イケイケだった昔はジェフの新妻、サンチェスさんみたいな女性に寄港しちゃったこともあったけど、気がつけば元の港で帆を下ろして、人生の“ピロローグ”を紡いでる。え? エピローグだ? とにかく、やっとプロポーズを受け入れてくれた早苗には心から感謝だよ。

 と、そんなあたしが人様の幸せに口を挟むのもアレだけどね。「話題のあの人のファッションチェック2025春夏」。新郎つながりでアマゾン創業者、ジェフ・ベゾス氏から始めようか。

 指輪だけで6億円、全部合わせて70億円の費用をつぎ込んだ世紀のド派手結婚式が話題だよね。あたしも派手好きだけど、ここまでやっちゃうと、バカですか?としか言えない。

事業失敗してよかった

「富の見せびらかしにしか見えない」っていう批判も多かったけど、妙にエッチな新婦のファッションもどうなの?この手のエキゾチックさはおじさん好きするが、こうギラギラ自慢されちゃうともうげんなりだよ。

 だいたいこのジェフ氏からして、昔はダンガリーシャツにチノパンが定番。それが資産が増えるにつれて、ピタピタのイケオジファッションに。あたしもバブル期のファッション長者から転落しなかったら、今ごろはこんな感じに? 事業失敗してよかったと、この結婚式を見てつくづく思ったよ。

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