
マーチ:僕も康二にいっぱい助けられてるよ。やっぱりお芝居って一人ではできなくて、一緒に協力しあってやっていくものなので、一緒に頑張っている、って感じですね。僕がすごく康二のことを尊敬しているのは、やっぱり、この仕事をやりながらも、日本のSnow Manのお仕事とか、ほかにもいっぱい抱えていて、何度も何度もタイと日本を行ったり来たりして……たぶんパイロットよりもフライトたくさんしてるんじゃない?(笑)
向井:あっは! でも今月は2週間いるんで、4往復ぐらいしかしてないかな?
マーチ:4往復も大変だよね。仕事をしていて、みんなすごく疲れるときがあるんだけど、何回も飛行機で行ったり来たりしている康二のことを考えたら、ね。セリフを覚えたり、演技の練習もたくさんして、すごく一生懸命、全力で頑張っているところ、本当にすごいなと思う。しかも撮影現場では常に明るい顔をして、笑顔で、みんなにいいエネルギーを振りまいてくれているところを見ると、尊敬する。
向井:……休憩時間とかね、俺、もっとマーチくんとしゃべりたいねんけど、裏で楽しくしたいねんけど、ワイワイしてんのにセリフ言えへんのかい!が、嫌やから。もう時間空いたら全部(セリフ覚えを)やるって決めてて。で、俺が沈んでる顔すると、タイの人やさしくてみんな心配しちゃうから、基本、笑顔でいるようにしてるん。出さないように出さないようにって、そこだけは気をつけているところではあります。
マーチくんを尊敬するところは、全部ちゃうかな。俺、タイ語のセリフ覚えきれてないときがあって……ちゃんと覚えてきてるのに、セリフが抜けるときがあって。そういうとき、俺が言いやすいセリフに変えてもらったりとかしてくれるん。しかも、嫌な顔せずに。本当に愛があって……これはあんまり訳してほしくないんやけど、マーチくんじゃなかったら、たぶんできてない、初めてのドラマでは。一人やったらできてない。
──本人には聞かれたくない?
向井:はずかしい。