一緒に飲む約束をしていた2人。飲むとどうなる？ マーチ「すごく元気になって、あちこち走ったり動きまわったりする（笑）」。向井「俺はねむなる」
今夜7月14日からタイで放送、日本で配信されるドラマ「Dating Game～口説いてもいいですか、ボス！？～」。向井康二さん演じるジュンジがCEOを務める会社に、人気俳優マーチさん演じるヒルが新入社員としてやってきて──。役柄を通じて2人の内面に迫る。AERA 2025年6月30日号より。
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──向井さんは日本人として初めて、タイのドラマに主演されます。
向井：お母さんがタイの人やから、俺もタイ大好きやし、タイの作品に出るっていうのは一個の夢でもあったので、それが叶った、っていうのはやっぱりうれしかったですね。
──お母さんの反応は？
向井：もうめちゃくちゃ喜んでましたよ。◯×△□ね……あ、タイ語になってた（笑）。やっぱり、いちばん喜んでくれてると思う。タイ語のセリフも、すごく手伝ってくれるし。
──タイのドラマスタッフのみなさんが、向井さんの演技が「想像を超えてすばらしい」と。
向井：え、そうなん？
マーチ：自分の母語ではない言語での演技で、しかも康二が演じているジュンジは特に、心の奥にいろいろ持っているキャラクターで、すごく難しいと思う。言葉だけだと外国の方がタイ語をしゃべっているみたいでかわいらしいんだけど（笑）、大丈夫、気持ちがすごく突き抜けているから。昨日も撮影が終わった後、監督に、康二超うまかった、最高だったよって伝えました。
向井：それはね、マーチくんのお芝居がよかったから、できたっていうのはある、マジで。マーチくんは、顔と、声の、表情管理がすごいの。声の表情が特に好きやね。伝わる。あと、役に入って、その役になりきってんねんけど、マーチくん自身のやさしさも伝わってくるっていうか。だから、気持ちがくる。
