
デビュー曲にワクワク
──「Kawaii Kaiwai」はアニメ「その着せ替え人形は恋をする」Season2のエンディングテーマだ。
桜庭:CUTIE STREETでは歌わないような曲調なので最初聴いた時は私も驚きましたが、とても好きな曲調なので嬉しかったですし、PiKiのデビュー曲としてワクワクしました。「着せ恋」はコスプレと恋を頑張る女の子の話なのでぴったり。私は学生の頃から原作を全巻持っているくらい「着せ恋」が好きなのでエンディングテーマを担当できてすごく嬉しかったです。
松本:私は今アニメのSeason1を観て勉強しています。
桜庭:もう結構進んでるよね。
松本:うん。観始めたらあっという間に進んで、ぱるたんに今どういう話まで進んだか伝えたら「それ結構進んでるよ」って教えてくれました。
桜庭:「電気のハート」って歌うところがすごくキャッチーでかわいいよね。
松本:そう。そのパートのぱるたんの歌い方がめっちゃ好き。おすすめです。
性格は意外と真逆
──PiKiとして共に過ごす時間が増える中で新たな発見があるという。
松本:性格や好きなものが意外と真逆で驚いています。私は落ち込んだ時や悲しいことがあった時、我慢しているとどんどん溜まっていってしまうのでとりあえずめっちゃ泣くんです。泣くことを我慢できないし、泣くことで気持ちが発散できる。
桜庭:(拍手しながら)素敵! 私はあまり泣かないんだよね。悩んだら溜めていって、その中で自然と原因を見つけて解決していくタイプ。かれんちゃんと私は性格診断も逆なんだよね。かれんちゃんがF(感情型)で私がT(思考型)。P(認識型)だけ一緒なんだけどその組み合わせの相性が一番いいらしいよ。
松本:そうなんだ!
桜庭:一緒に活動するようになって、かれんちゃんのポジティブなオーラが人を巻き込む力があることをより感じるようになりました。明るく元気に挨拶をしてくれるし、頼もしくてかっこいい。
松本:ぱるたんは優しくて強い。その印象がどんどん強くなっています。
(構成/ライター・小松香里)
※AERA 2025年7月14日号より抜粋
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