
17歳の若さでがんで亡くなった女性の遺族から贈り物
ウィリアム皇太子(43)とキャサリン妃(43)は5月、バッキンガム宮殿で行われたガ―デンパーティーに出席した。この時、多くの参加者と親しく言葉を交わしたが、その中に、昨年がんのために17歳で亡くなったリズ・ハットンさんの遺族の姿もあった。
リズさんは写真が大好きで、将来はフォトグラファーを目指す明るい少女だった。だが、がんに罹患し、余命半年と告知を受けていた。家族は、最後に彼女の夢をかなえようと決意。SNSを使って「リズに撮影のチャンスを」と呼びかけたところ、ウィリアム皇太子夫妻が応えたのだ。叙勲式の撮影を依頼し、昨年10月、リズさんと家族をウィンザー城に招いた。このとき、キャサリン妃はちょうど、がんの化学治療を終えたばかり。リズさんにハグをして励ます姿が感動を呼んだ。リズさんはその直後の11月末、息を引き取った。
ガーデンパーティーで夫妻と再会したリズさんの弟は、亡き姉のお気に入りとして「ジェリーキャット」を夫妻にプレゼントした。 ジェリーキャットとは、1999年に設立されたイギリスの人気おもちゃブランドで、ぬいぐるみは動物ばかりでなく植物や食物なども含まれる。レモンパイのぬいぐるみを受け取った皇太子は、「これはうちの子どもたちの定番アイテムですよ」と笑顔を見せた。

リリベット王女が同じぬいぐるみを…
それから間もなくのことだった。アメリカに住むメーガンさん(43)が公開した画像で、リリベット王女(4)がジェリーキャットのレインボー・バッグ(約6400円)を身に付けていたのだ。「ギョッとした」「メーガンがマネするのは英王室への対抗心からだと思っていたが、同じおもちゃを与えるとなると意味が違ってくる」と驚く声があがった。