
放送中のNHK連続テレビ小説「あんぱん」に6月6日放送の第50回から登場した妻夫木聡(44)。同作には江口のりこがメインキャストで出演していることから、2003年公開の映画「ジョゼと虎と魚たち」を思い出した視聴者も少なくなかったようだ。
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「あんぱん」は、「アンパンマン」の作者・やなせたかしさんの妻・小松暢をモデルにした主人公・朝田のぶ(今田美桜)の人生を描くオリジナル作品。妻夫木が演じるのは、やなせたかしさんをモデルにした嵩(北村匠海)が所属する連隊の上等兵・八木信之介で、妻夫木にとって意外にもこれが朝ドラデビュー作となる。
八木の初登場シーンでは、出征したばかりの嵩に「姿勢を正せー!」「気を引き締めろー!」と活を入れる厳しい表情が印象的。ネット上では「ついにブッキー登場! 『あんぱん』がますます楽しみになった」「妻夫木さんの上等兵姿が似合いすぎ。いい年の取り方してるなあ」などと好意的な声が相次いだ。
一方、「あんぱん」はこれまで嵐・二宮和也、加瀬亮、竹野内豊といった大物男性俳優が登場しては、彼らが演じた役柄はドラマ開始時にすでに死んでいたり、病死したりと命を失っているため、「八木上等兵は死なないでー」「まだ竹野内豊ロスを引きずってるから、妻夫木聡には生き残ってほしい」などと八木の安否を心配する声も散見される。エンタメ誌の編集者が話す。
「『あんぱん』は40、50代の大物イケメン俳優の“退場”が続いたため、一部で妻夫木さんに『また出なくなってしまうのでは?』と心配する視聴者もいるようです。しかし、八木上等兵の史実モデルの一人はサンリオの創業者で現在は名誉会長を務める辻信太郎氏だという説もあり、これが本当なら嵩とは長く関わっていくのではないでしょうか。
なお、のぶの母役を演じる江口のりこさんは、かつて『ジョゼと虎と魚たち』で妻夫木さんと濃厚なラブシーンを演じて話題になりました。そのため、今回の2人の共演を受けて『ジョゼ虎を思い出した』と懐かしむ視聴者もいたようですね」