撮影中にフルーツを見つけて喜ぶ永島さん(撮影:横関一浩)
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 元フジテレビアナウンサーの永島優美さん(33)は3月末に会社を退職し、フリーアナウンサーとして活動を始めた。長らく“朝の顔”として活躍してきたが、今後はスポーツに関する仕事や、フルーツの魅力を伝える仕事にも携わりたいと話す。退職後初めてインタビューに応じた。後編では、今後の夢や目標、フジテレビ時代の“失敗談”などについて聞いた。

【写真】新緑の中で遠くを見つめる永島さんはコチラ

【前編】3月末に退社した元フジ永島優美アナ 焼き肉とフルーツで乗り切った11年間 何も言わない父から一度だけアドバイスされた「眉毛」から 続く

――今後の目標は?

 メディアでの仕事はもちろん、フルーツの魅力を伝えるお仕事のほかに、スポーツに携わるお仕事もしたいと思っています。サッカー中継や、アスリートとトークを繰り広げる「ジャンクSPORTS」などを通してアスリートの皆さんと楽しく番組を作ってきました。収録のたびに、競技の魅力を深く知ることができて、「あぁやっぱりスポーツっていいな」って。私も小学生の頃から中高大とずっとダンスをやってきましたし、会社に入ってからも踊る機会がありました。今でも娘を寝かしつけた後にダンスの動画を見ながら踊っています(笑)。

「血の気が引く」というのは…

――人生を楽しんでいますね。

 父は現役時代相当厳しいトレーニングをしていて、試合に負けた日とかはメンタルが下がることもあったと思うのですが、それを一切家庭には持ち込むことなく、常に「陽気なおっちゃん」みたいな感じでした(笑)。そのマインドを引き継いでいるのかも。人生楽しもう!っていつも思っています。

――フジテレビ時代のエピソードをおしえてください。“やってしまった!話”などありましたら、ぜひ。

 2017年1月のことです。「めざましテレビ」の本番中、左のカメラに向かって次のコーナーに振るという場面があったのですが、その日寝違えていることを完全に忘れていて、思いきり振り返ったんです。その瞬間、激痛で思いっきり「痛ぁぁ~い!」とカメラに向かって叫んでしまいました。テレビにひどい顔が映ってしまって、隣に座っていた三宅正治アナもびっくり。まさに「血の気が引く」というのはこういうことか、と身をもって感じました。

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