
このアイテムは、同社の女性社員が企画して昨夏に販売されたもので、同社のサイトでは「骨ストSTAFF企画 華奢見せを叶える♡着痩せジレ」とキャッチコピーが添えられている。
「このジレの商品を企画した女性社員が、さまざまにコーディネートした動画をTikTokで発信したところ、バズって人気に火がついたアイテムです」
と同社の担当者。愛子さまがジレを着用されていたことに「光栄です」と目を細めつつ、愛子さまの着こなしについて「高見えがすごい」とため息を漏らす。
「青味の入ったグレーで上品に整えてくださって、高級を感じる着こなしです。おそらく、インナーの淡い青と、パンツのストライプ部分の薄い色を合わせていらっしゃる。そこにブルーグレーのジレを合わせることで、重ね着を楽しんでいただいているのかなと」
ジレ自体は昔からある定番アイテム。着こなしに何か物足りないという時に1枚羽織ることでオシャレ感が手軽に増す、その便利さが人気なのだという。

愛子さまのパンツ、余るくらいの裾丈
「KOBE LETTUCE」のジレに限らず、若い世代は試着をすることなく、オンラインで購入することに慣れているという。
多くのオンラインサイトでは、モデルが着用した画像や動画とともに、モデルの身長、アイテムの着丈や肩幅、袖口丈から素材の透け感など、細かなデータや口コミ欄を表示。若い世代の購入者は自身の体型を把握しており、たとえばパンツであれば「股下◯センチであれば、自分のくるぶしくらいの長さ」というように判断して買うという。
パンツの裾丈もジャストサイズである必要はなく、こまかな長さはあまり気にしない人も多いのだという。
「愛子さまがジレとコーデされているストライプ柄のパンツは、どのように購入されたかわかりませんが、ちょっと余るくらいの裾丈で着こなされているのがポイントで、このぐらいがいまの流行りです」(前出の担当者)