世界一おいしい日本酒を決めるコンペティション「SAKE COMPETITON 2016」の表彰式が、7月29日(金)に六本木のグランドハイアット東京で開催されました。同コンペティションは「ブランドによらず消費者が本当においしい日本酒にもっと巡り会えるよう、新しい基準を示したい」という理念のもとにスタートしたもの。市販酒のみが出品され、銘柄を完全に隠して酒の中身のみで競うことが徹底されています。5回目となる今回は、約416蔵(海外蔵:7場)が参加し、出品酒は世界最多の1483点(海外からの出品は21点)となりました。コンペティションは「吟醸部門」「純米酒部門」「純米吟醸部門」「純米大吟醸部門」に、今年から新設された「Super Premium部門」を加えた全5部門で実施。
表彰式では、各部門の順位を発表。吟醸部門は「但馬 大吟醸」(兵庫県・此の友酒造株式会社)、純米酒部門は「あたごのまつ 特別純米」(宮城県・株式会社新澤醸造店)、純米吟醸部門は「勝山 純米吟醸 献」(宮城県・仙台伊澤家勝山酒造株式会社)、純米大吟醸部門は「愛友 純米大吟醸」(茨城県・愛友酒造株式会社)、Super Premium部門は「来福 超精米 純米大吟醸」(茨城県・来福酒造株式会社)がそれぞれ1位に輝きました。さらに、今回協賛したクレジットカードのダイナースクラブが「ダイナースクラブ若手奨励賞」を、日本航空が「JAL賞」なる「特別賞」を提供し、表彰式に華を添えました。
将来的には日本酒が、ワインのように全世界の人に楽しんでもらえるお酒になることを目指しているという同コンペティション。ぜひ、この機会に今回選ばれた世界一の日本酒を試してみてください。

この記事の写真をすべて見る
暮らしとモノ班 for promotion
【フジロック独占中継も話題】Amazonプライム会員向け動画配信サービス「Prime Video」はどれくらい配信作品が充実している?最新ランキングでチェックしてみよう