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今日15日(土)は、九州から東北にかけて、花粉の飛散は「少ない」予想ですが、花粉はわずかながら飛ぶでしょう。お出かけされる方は、花粉対策を忘れないようにしてください。まもなくスギ花粉の飛散のピークを迎える地域もあるため、一気に飛散量が増える可能性があります。

九州から関東ではスギ花粉が飛散の見込み

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今日15日(土)は、高気圧に覆われて晴れる所が多いでしょう。九州や四国は雨が降る予想ですが、夜の見込みで、日中は日の差す時間がありそうです。そのため花粉が飛散する所があるでしょう。ただ、飛散の本格化前なので、九州から東北にかけて「少ない」予想です。

スギ花粉飛散予測を見ると昼前後は、九州や中国地方、東海、関東を中心に花粉が飛ぶ予想になっています。お出かけを予定されている方、洗濯物を外に干そうと計画されている方は、ご注意ください。

この先一気に飛散が増える地域も

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花粉の飛散はまだ本格化していませんが、油断はできません。ピークの時期は、福岡・高松・東京で2月下旬からの見込みです。3月上旬から中旬には、広島、大阪、名古屋、金沢、仙台など広い範囲でピークとなるでしょう。各地とも、おおむね例年並みの時期で、ピークの期間は10日から1か月ほど続く予想です。また、東京都内の過去数年の飛散傾向を見ると2月中旬から下旬ごろから一気に飛散量が増えています。

飛散量がまだ少ないと安心せずに、早め早めの対策をとるようにしましょう。

外出時の花粉対策 マスク編

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花粉症の症状を緩和させるには、できるだけ花粉を避けることが大切です。以下のように、マスクの選び方や付け方を工夫することで、花粉を防ぐ効果が期待できます。

① 感染症予防としてマスクを使用している方も多いかと思いますが、花粉対策にも効果的です。マスクを使用することで、花粉を吸いこむ量を、およそ3分の1から6分の1に減らすことができます。

② 顔とマスクとの間に隙間ができてしまうと、そこから花粉が入ってしまいます。マスクの大きさは、できるだけ顔にフィットするものを選ぶことが大切です。

③ マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)で、さらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

④ マスクの種類は、布製やウレタン製などもありますが、花粉を防ぐ効果が期待できること、息がしやすいことなどから、不織布性のマスクを選び、一度使用したら、使い捨てにすることが、衛生的におすすめです。

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