【第59回NFLスーパーボウル】ケンドリック・ラマー、史上最も視聴されたハーフタイム・ショーに
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 現地時間2025年2月11日、【第59回NFLスーパーボウル】でのケンドリック・ラマーによるハーフタイム・ショーが、史上最も視聴されたハーフタイム・ショーのパフォーマンスとなったことが、Roc Nation、Apple Music、NFLによって発表された。

 「またしても記録を塗り替えました!Apple Music主催のハーフタイム・ショーが1億3350万人という史上最多の視聴者を集めました」と、各社はインスタグラムに投稿した。ラマーのハーフタイム・ショーのパフォーマンスは、米フォックス・スポーツが平均視聴者数1億2600万人と報告した試合そのものよりも多くの視聴者を集めた。現地時間2月9日に放送された試合では、フィラデルフィア・イーグルスが40対22でカンザスシティ・チーフスを下した。

 【スーパーボウル】ハーフタイム・ショーのヘッドライナーを務めた初のソロ・ラッパーとして歴史に名を刻んだラマーは今回、故マイケル・ジャクソンが1993年に行った伝説的なパフォーマンスの視聴者数1億3340万人を上回った。さらに、昨年ハーフタイム・ショーのヘッドライナーを務めたアッシャーの視聴者数1億2340万人も超える結果となった。

 【ピューリッツァー賞】受賞経験を持つラマーは、サミュエル・L・ジャクソン、シザ、セリーナ・ウィリアムズ、マスタードといったスターを総動員し、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で1位を獲得した「Squabble Up」をはじめ、「Peekaboo」、シザを迎えた「Luther」、「TV Off」など、2024年にアルバム・チャート“Billboard 200”を制したアルバム『GNX』からの楽曲を中心に披露した。そしてもちろん、【グラミー賞】5冠となった大ヒット曲「Not Like Us」を世界最大のステージでパフォーマンスし、かつて「First Person Shooter」で自身が“【スーパーボウル】よりもビッグな存在”とラップしたドレイクとの壮絶なラップ・ビーフに決着をつける圧巻のパフォーマンスを見せた。

 ラマーとシザは、4月から北米を巡る【グランド・ナショナル・ツアー】に出る予定で、7月にはイギリスおよびヨーロッパ公演を予定している。

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