![メイン画像](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/2/d/692mw/img_2da6de7a5d46cef44d662a0ad4bb5f0591386.jpg)
気象庁が発表した「早期天候情報」によりますと、東海~九州・奄美は17日頃から、沖縄は18日頃から「10年に1度の低温」が予想されています。また、北陸・岐阜県山間部は17日頃から、長野県北部・群馬県北部は18日頃から「10年に1度の大雪」の可能性が高まっています。2月後半も、強烈寒気による大雪に、警戒が必要です。
また「10年に1度の寒さ」が到来
先週は、今シーズン最強・最長寒波が到来しましたが、寒さや大雪は、これで終わりではありません。気象庁は10日、「低温に関する早期天候情報」と「大雪に関する早期天候情報」を発表しました。
これは、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい低温・降雪量(冬季の日本海側)となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。
この情報によりますと、寒気の影響を受けやすくなるため、東海~九州・奄美は17日頃から、沖縄は18日頃から、5日間の平均気温が「かなりの低温」となり、「10年に1度の低温」が予想されています。この寒気の前には、一時的に暖かくなる日もあるため、寒の戻りとなりそうです。
2月も半ばですが、急な寒さで体調を崩さないよう、注意が必要です。農作物の管理や、水道管の凍結にも、十分お気をつけください。
「10年に1度の大雪」予想も
![画像B](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/9/c/692mw/img_9c012ee6f4f62a5a830a1a5d90c9181a78285.jpg)
また、17日頃からは、冬型の気圧配置が強まるでしょう。
このため、北陸・岐阜県山間部は17日頃から、長野県北部・群馬県北部は18日頃から、降雪量が多くなる可能性があり、「10年に1度の大雪」の可能性が高まっています。山沿いを中心に、また積雪がグンと増える可能性があります。
先週から続いた今シーズン最強・最長寒波の影響で、大雪になったばかりですが、次の大雪への対策が必要になりそうです。大雪によって、交通機関に影響がでたり、車が立往生してしまったりするおそれもあります。
お出かけの方は、予定の変更も視野に入れて、最新の情報を確認してください。
風雪・大雪・低温に伴うリスク
![画像C](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/f/1/692mw/img_f1c8a7b04a5fa884b8c24d470cd52c4797444.jpg)
風雪や大雪、低温によって以下のようなリスクがあります。
(1)停電(倒木や雪の重みで電線が切れることで発生する恐れがあります。)
停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。
また、電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。
(2)水道凍結(最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日が続いた時に凍結する可能性があります。)
事前に、水道管の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外で、むき出しになっている水道管やメーターは、発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。
(3)商品の品薄(交通網マヒによる物流遅延により発生する可能性があります。)
事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。
![](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/3/d/800m/img_3dad5b955a6525e33c7fc125ac4dbc97674138.jpg)
![](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/e/8/846m/img_e8047952f87695e41fc0279845894017740161.jpg)