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より良い芝居のために。より良いパフォーマンスのために。BE:FIRSTのRYOKIとしても活躍する俳優の三山凌輝が最も大事にしているのは「人間力」だという。AERA 2025年2月17日号より。
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公開中の主演映画「誰よりもつよく抱きしめて」では、強迫性障害を患った絵本作家・水島良城を演じた。とても繊細なキャラクターだ。
「良城から教えてもらったことは、目を逸らすこと。本作の撮影期間に色々考えるようなこともあって、良城と共感しあうような感覚もありました。良城になることで自分の内面も整理された。あの時期に陽気な役を演じていたらそうならなかったかもしれない。良城と共存できている感覚が強くありました」
「自分の主演作でBE:FIRSTが主題歌を担う」という目標のひとつを叶えた。主題歌「誰よりも」は三山(RYOKI)がSKY-HIと共に作詞を担当している。
「静けさの中にある作品の主題歌ということもあって、初めてラップのないバラード曲で日本語のタイトル。BE:FIRSTの新たな魅力がある曲です」
役者とアーティスト、どちらにとっても一番大事なのは人間力だと言い切る。
「結局人間は自分が持っている感性や思考力以上のものは出せません。生きていれば逆境はありますし何が起こるかわかりませんが、人生は続いていく。人間としての奥行きや感性の振り幅、どれだけ覚悟をしているか。常に危機感を持ち自分の可能性を高いところに置くことで良いお芝居、良いパフォーマンスができると思っています」
AERAで次号から3号にわたり「三山凌輝×蜷川実花」のフォトセッションを基調とした短期連載をスタートする。現在、25歳。躍進の季節の真っ只中にいる三山の言葉を、蜷川が撮り下ろした写真と共に届けるエクスクルーシブな企画だ。
「毎回違うテーマに沿って僕の生き様を語ります。写真は今回と同じく蜷川さんに撮っていただいた坊主の時期の僕ですが(笑)、楽しみにしていてください!」
三山の卓抜した人間力を感じてほしい。(ライター・小松香里)
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※AERA 2025年2月17日号
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