メイン画像
この記事の写真をすべて見る

明日10日(月)は、日本海側の雪の範囲は狭くなりますが、北陸~北日本の日本海側では雪が続くでしょう。一時的に強まる所や北日本ではふぶく所もありそうです。一方、関東など太平洋側は晴れて、空気がカラカラの状態が続きます。火の元やノドのケアにご注意下さい。

10日月曜 北陸~北日本の日本海側は雪続く

画像A

明日10日(月)は、西から冬型の気圧配置は緩みますが、上空にはまだ寒気が居座ります。

日本海側の雪の範囲は狭くなりますが、まだ北陸~北日本の日本海側では断続的に雪で、一時的に強まる所があるでしょう。東北などの山沿いでは3メートル以上の積雪となっていて、富山など平地でも平年の4倍以上の雪が積もっています。さらに積雪が増えるおそれがあるため、雪崩や屋根からの落雪に一層の注意が必要です。

また、北日本では風が強まり、ふぶいて見通しの悪くなる所があるため注意が必要です。

関東など太平洋側 空気カラカラ続く 各地で真冬の寒さ続く

関東など太平洋側は晴れて、空気の乾燥した状態が続くでしょう。

今日9日(日)は、関東を中心に空気が乾き、千葉県鴨川市では最小湿度が10%と、今日9日(日)全国で最も下がりました。また、東京都心と千葉市で18%、横浜市で16%など10%台まで低下。横浜市では、13年ぶりに2月に最小湿度が3日連続で10%台となりました。

明日10日(月)も、東京都心など20%台まで湿度が下がる予想です。引き続き、火の元やノドのケアにご注意下さい。

風がおさまりますが、朝は放射冷却が強まります。最低気温は東京都心や大阪で0℃、名古屋、広島や高知は氷点下1℃と、今朝(9日)と同じくらい厳しい寒さが続きます。最高気温は、日差しの届く九州~東海でも10℃に届かない所が多く、日中もダウンコート必須の寒さが続くでしょう。東京都心は10℃と、今日(9日)と同じく、この時期らしい寒さが続くでしょう。

北日本や北陸では、最高気温は札幌で1℃、仙台と金沢5℃と、今日(9日)と同じような寒さが続きます。1月下旬~2月上旬は一年で一番寒い時期ですが、日本海側では雪が続き、平年を下回る厳しい寒さが続くでしょう。

寒暖差の大きい1週間 12日~13日は北日本でも雨

画像C

12日(水)頃は一時的に暖気が入るため、九州~東北でも雪ではなく、雨となりそうです。寒暖差の大きい一週間となります。体調管理はもちろん、雪崩や落雪、雪解けによる道路の冠水など融雪災害にも注意が必要です。

▼▼▼AERA最新号はこちら▼▼▼