チャーリーxcx、次回作は『ブラット』と“全く正反対”のものになるかもしれないとコラボレーターが明かす
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 チャーリーxcxは、最新アルバム『ブラット』で2024年を席巻したかもしれないが、現在取り組んでいる新しいアルバムは彼女にとって新たな時代になるかもしれない。

 この画期的なアルバムの共同ライター兼共同プロデューサーであるフィン・キーンは、32歳のチャーリーが、“また真逆のことをしたいという願望”を持っており、“これは彼女のエトスにまさに合ったもの”だと【グラミー賞】のウェブサイトに語った。彼は、「ここ数か月、僕らがしてきた会話や実験している音楽のいくつかは、(“ブラット”とは)全く正反対のものなんだ。そんな彼女の精神が大好きだ。全く違うものを作り直そうという反抗的な衝動で、そういった別のことが実際にできることを示すために」と語っている。

 彼はさらに、「リミックス・アルバムを完成させてから数か月の間、どんな音楽的な議論も“ブラット”とは真逆のものだった。最終的に定着するかはわからないけれど、それを観察するのは本当に面白くて、(次回作に向けて)とても楽観的でワクワクしている」と続けた。

 チャーリーは、自身初の【グラミー賞】を受賞したばかりだ。現地時間2月2日の夜に行われた授賞式で、彼女の楽曲「Von Dutch」が<最優秀ダンス・ポップ・レコーディング>、『ブラット』が<最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム>に輝いた。

 2025年にさらなる飛躍を遂げる中、彼女は自身がコンセプトを考案した新作映画のプロデュースを手がけ、場合によっては出演すると報じられている。米バラエティによると、チャーリーはA24とタッグを組み、彼女自身のオリジナル・アイデアを基にした『The Moment』というタイトルの映画を制作するという。あらすじや登場人物の詳細はまだ明かされていないが、この映画は彼女の新しい制作会社Studio365にとってのプロジェクト第1弾となる。

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