ブルーノ・マーズ、ギャンブル負債の噂をジョークにしながらSpotify新記録達成を喜ぶ
この記事の写真をすべて見る

 ブルーノ・マーズが昨年5,000万ドル(約77億円)のギャンブル負債を蓄積したとされる報道をMGMグランド側は否定したが、このスーパースターはカジノの噂をまだ面白がっているようだ。

 今週Spotifyのリスナー記録を更新した彼は、現地時間2025年1月28日にインスタグラム・ストーリーズを更新し、その偉業を祝うとともに、負債の一部を返済するつもりだとジョークを飛ばした。

 Spotifyのプラットフォーム史上初めて、1か月あたり1億5,000万人のリスナーを獲得したアーティストとなったニュースを共有しながら、ブルーノは、「ストリーミングし続けて!そしたらすぐに借金を返済できるだろう」と書き添えた。

 NewsNationは2024年に、ブルーノがカジノ・ホテルのMGMグランドに数百万ドルの負債があると報じた。同メディアの情報筋は、「彼はカジノとの契約で年間9,000万ドル(約140億円)を稼いでいるが、その後に負債を返済しなければならない。[中略] 税金を差し引いた後で(マーズは1晩あたり150万ドル[約2億3,000万円]稼いでいる)」と推測した。

 だがMGMグランドはすぐにこの報道を否定し、ブルーノはカジノに対して負債はないと述べた。MGMグランドの広報担当者は当時米ビルボードに対し、「世界で最もスリリングでダイナミックなパフォーマーの一人であるブルーノ・マーズとの関係を誇りに思っています。ドルビー・ライブ・アット・パークMGMからベラージオの新しいピンキー・リング・ラウンジでのショーまで、ブルーノ・ブランドのエンターテイメントは世界中から観光客を惹きつけています」とコメントした。

 同社はさらに、「MGMとブルーノのパートナーシップは長く、相互の尊敬に基づいています。それ以外の憶測は完全に誤りであり、ブルーノはMGMに対して負債はありません。私たちは共に、ゲストの皆さまに忘れられない体験を提供し続けていくことに興奮しています」と述べた。

 39歳のブルーノは、昨年ステージ上でもギャンブル負債に関する報道を茶化した。電話で話すフリをしながら彼は、「カジノの借金の件が記事になって以来、君は僕の電話に出なくなったね。僕だよ、ベイビー。金ならある」とおどけた。

 ブルーノは、米ラスベガスのドルビー・ライブ・アット・パークMGMでの常設公演にさらに7日間の日程を追加した。5月下旬と6月上旬にも公演が行われる予定だ。

 音楽面では、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”の首位をレディー・ガガとコラボした「Die With a Smile」が維持している。また、セクシー・レッドと組んだ“ストリップ・クラブ・アンセム”「Fat Juicy & Wet」という2025年の最初のシングルをリリースした。

▼▼▼AERA最新号はこちら▼▼▼