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中国地方の雪は、明日30日(木)にはやむ所が多くなりますが、今週末1日(土)から2日(日)に雨が降った後、来週はこの冬一番強い寒波の襲来となる見込みです。日本海側を中心に大雪となり、厳しい寒さとなるでしょう。雪崩に警戒し、低温と大雪への備えを万全にしておいてください。

週末雨が降ったあと 週明けから寒気流れ込む

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●30日(木)~31日(金)
冬型の気圧配置が次第にゆるむため、瀬戸内側は晴れる所が多くなり、寒さが少し和らぎそうです。日本海側は東部で雪や雨の降る所があるでしょう。
●1日(土)~2日(日)
西日本の南岸付近を低気圧が進む見込みです。中国地方は1日(土)の昼過ぎには西から雨が降り出すでしょう。1日(土)の夜は広く雨になり、2日(日)の朝にかけて内陸部でミゾレや雪になる所がある見込みです。雪崩や積雪にご注意ください。
●3日(月)~寒気が流れ込む
週明けの3日(月)立春は、中国地方の上空に寒気が流れ込む見込みです。雲が広がり、日本海側で雨や雪が降るでしょう。朝の冷え込みは弱まりますが、午後は風が冷たくなり、気温ほど暖かく感じられない見込みです。

4日(火)~5日(水)はこの冬一番強い寒気流入

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4日(火)からは更に強い寒気が流れ込む見込みです。中国地方の上空にマイナス12℃以下の平地で大雪の目安となる強い寒気が流れ込むでしょう。日本海側を中心に大雪になる見込みです。季節風が強まり、立春早々に冬の嵐となるでしょう。
また、強い寒気の影響で気温は0℃未満の真冬日となる所があるなど、各地で厳し寒さになる見込みです。

なお、来週後半は強い寒気の流れ込みはおさまるものの、平地で雪を降らせるレベルの寒気が居座るため、日本海側を中心に断続的に雪が降るでしょう。厳しい寒さが続く見込みです。

風雪・大雪・低温に伴うリスク

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風雪や大雪、低温によって以下のようなリスクがあります。

(1)停電(倒木や雪の重みで電線が切れることで発生する恐れがあります。)
停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。
また、電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。

(2)水道凍結(最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日が続いた時に凍結する可能性があります。)
事前に、水道管の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外で、むき出しになっている水道管やメーターは、発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。

(3)商品の品薄(交通網マヒによる物流遅延により発生する可能性があります。)
事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。

今週末は、寒さや大雪への備えを万全にしておいてください。

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