
タカラトミー自体が発売した通常品やセットもの、トミカ組立工場のバージョン、トミカ博の入場者プレゼント、イベント、海外向け商品など、多くのバリエーションが発売されている。それに加えて日本全国のバス会社のオリジナル品、デパートや量販店、ミニカー専門店、博物館、生命保険会社など、さまざまなチャンネルのオリジナル品が作られ、なかには、献血をした人へのプレゼントもあった。
ボクは、いすゞ ボンネットバスがセカンドモデルで発売されたのは、とても幸運だったと思っている。バスのカラーリングはとても複雑で、なかなか実車の再現は難しい。ファーストモデルの発売時に比べて印刷技術がとてつもなく進化したことで、より完成度の高いいすゞ ボンネットバスを手にすることができたのである。
ボディへの印刷が導入されて以降のボンネットバスの精緻な再現性は、間違いなく世界トップレベルだ。それは、バリエーションを勢ぞろいさせると、さらに迫力を増す。そのためボクは、ボクのコレクションを展示する「モリタクB宝館」にこのボンネットバス専用の展示棚を用意して、一覧できるようにしている。その様子は、まさに壮観としか言いようのない姿だ。
