新曲をリリースすれば全国各地を飛び回っていたデビューしたての「アイドル中山美穂」の思い出も。

「小学生の時、近くのショッピングセンターに美穂ちゃんが来て見に行きました。レコードを買ってサインをもらい、握手してもらいました。美穂ちゃんの大ファンになり、その後は出演するドラマや歌番組は必ずチェックしていました」(50代、女性)
 

18位 Virgin Eyes(1989年)

 2票差で18位になった「Virgin Eyes」は中山美穂さん主演の東宝系映画『どっちにするの。』の主題歌。

「『どっちにするの。』の主題歌。小学生でしたが近くの劇場で何度も何度も観ました。ミポリンは当時転校を繰り返していた私の心の支えでした」(40代、女性)

「小学生の頃、初めて自分でお金を払って観た映画『どっちにするの。』の主題歌。田舎育ちの私にとっては都会っぽさを感じさせるサウンドで、上京後社会人になって仕事場に向かう時に聴くと“自分も都会の真ん中で頑張ってるんだ”と士気が上がる感覚がありました」(40代、女性)
 

 中山美穂さん本人がファンだったシンガーソングライターの杏里チームによる楽曲は都会的でかっこよく、“衝撃的”というファンの声も。

「当時小4だった私が“なんてカッコ良い曲なんだ!”と衝撃を受けた1曲です。杏里サウンドがとても最高な曲で、45歳になった今でもよく聴いています」(40代、女性)

「軽快で夏の青空を思い出す様な杏里サウンドが美穂ちゃんの歌声にピッタリでした。格好良く踊りながら歌う美穂ちゃんがもう一度見たいです」(50代、女性)
 

19位 幸せになるために(1993年)

「幸せになるために」はNHK連続テレビ小説『ええにょぼ』の主題歌。ドラマの主演を務めながら、そのドラマの主題歌も歌うのが“定番”だった中山美穂さんだが、朝ドラ『ええにょぼ』は俳優の戸田菜穂が主演で、中山美穂さんは楽曲のみ。それでも毎朝流れる曲で、その存在感は大きかった。

「本人主演ではないドラマの主題歌で、それでもやっぱり歌の存在感があって中山美穂の歌って凄いんだなと思わせてくれた曲だから」(50代、女性)

「NHK朝ドラの主題歌で毎日聞いて元気でいられた一曲」(50代、女性)

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語りかけるような歌声に癒される