“ガールグループ第4世代”筆頭のLE SSERAFIM。デビュー3年目の今年は、今後のますますの飛躍を思わせるワールドワイドな活躍を見せた。AERA 2024年12月23日号より。
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小動物のように愛くるしいKIM CHAEWON、凛としたオーラをまとったSAKURA、華やかでゴージャスな雰囲気を漂わせるHUH YUNJIN、エレガントな佇まいのKAZUHA、大きな目に芯の強さを感じさせるHONG EUNCHAE。ソロ撮影のためにメンバーが一人、また一人と楽屋から出てくる度に、スタッフたちから「かわいい」の声が漏れ聞こえてきた。うっとりした「かわいい」、テンション高めの「かわいいっ!」、尊さに震えたような「かわいい……」。さながら、「かわいい」の五段活用だ。
デビュー3年目となる今年、楽曲「CRAZY」が米ビルボードのメインチャートにチャートイン。米国や欧州のビッグイベントに出演したり、主要な賞を受賞したりと、グローバル音楽市場で影響力を拡大させた。
「私たちにとっても初めてのことばかりで大変なこともありましたが、どこに行っても応援してくださるファンの方がいることを知り、自信がつきました」(SAKURA)
「MTV EMAの授賞式に招待されただけでも信じられないことなのに、パフォーマンスする機会までいただいてありがたかったです。タイトなスケジュールの中でもメンバーたちと心を共にして準備することで、長く記憶に残るであろうステージになりました」(HONG EUNCHAE)
日本では、「日本レコード大賞」で特別国際音楽賞受賞に加え、3年連続の「NHK紅白歌合戦」の出場が決まった。SAKURAは「どれだけすごいことなのか、私が話をしています」と言って笑う。
「大晦日に多くの方がご覧になる番組に出演できて光栄です。応援してくださる方がいるからこそ出演することができると思うので、感謝の気持ちを持って精いっぱいパフォーマンスしたいです」(KAZUHA)
(ライター・酒井美絵子)
※AERA 2024年12月23日号