12月6日、キャサリン妃(42)はロンドンのウェストミンスター寺院で自らが主催するクリスマス・キャロル・コンサートを開いた。妃が主催する恒例イベントになってから4回目。赤いコートドレスの首元に黒い大きなリボンを飾り、ウィリアム皇太子(42)とジョージ王子(11)、シャーロット王女(9)、ルイ王子(6)とともに登場。会場はあたたかい雰囲気に包まれたという。コンサートの模様は、クリスマスイブにテレビ放送される予定だ。
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今年は腹部の手術に続いてがんの化学治療に向き合うなど、厳しい一年だったキャサリン妃。周囲には「このような年になるとは思ってもいませんでした」と率直に打ち明け、支えてくれた人たちに感謝の気持ちを伝えている。この日は、約1600人のゲストと共に讃美歌を歌い朗読に耳を澄ませ、1年が無事に終わろうとしていることに安堵したのではないだろうか。
現在、キャサリン妃は医師団のアドバイスを受け、参加する公務を限定している。そのため、今年姿を見せたのは、チャールズ国王(76)の公式誕生日、戦没者追悼記念式典、カタール首長夫妻の歓迎式典などだけだった。だが、この日は、終始笑顔を絶やさずにイベントをリード。そんなキャサリン妃の姿を見た人々からは、順調な回復の兆しに喜びの声が寄せられている。チャールズ国王夫妻は、このコンサートを欠席したが、それはキャサリン妃にスポットライトが十分に当たるようにとの心遣いからと言われている。
キャサリン妃が次に公に顔を見せるのはクリスマス当日で、サンドリンガムの教会に行く途中で人々と親しく話しをする予定だ。来年はウィリアム皇太子との外遊も視野に入っているといい、完全復帰が楽しみに待たれている。