11日月曜の最高気温は、東京では1週間ぶりに20℃以上、名古屋では統計開始以来最も遅い「夏日」になりそうです。北海道の釧路では、すでに11月中旬としては、9年ぶりに15℃以上となっていますが、夜は朝よりグッと冷えますので、気温の変化に注意が必要です。全国的に、昼間は、晩秋らしくない気温が続きます。服装選びにお気をつけください。
昼間は 11月中旬とは思えない陽気
11日月曜は、全国的に、この時期にしては、暖かい空気に包まれています。
朝は、北海道でもそれほど冷え込みませんでした。全国のアメダス地点で、最低気温が氷点下だったのは、北海道の標茶(氷点下1.7℃)・中徹別(氷点下1.1℃)の2地点だけでした。
日中も、気温がグングン上がってきています。11時30分までの最高気温は、北海道の釧路で16.6℃。釧路で11月中旬以降に15℃以上になったのは、2015年(11月16日)以来、9年ぶりです。また、雲の多い東京では17.9℃ですが、良く晴れている仙台では21.1℃と、仙台の方が気温が上がっています。
午後は、広く晴れてくるので、日差しが更に気温を押し上げるでしょう。
最高気温は、東京では22℃と、1週間ぶりに20℃以上になりそうです。名古屋は25℃と、統計開始以来、最も遅い「夏日(最高気温25℃以上)」になるかもしれません。広島も25℃、高知や鹿児島では26℃と、夏日の所が多く予想されています。
ただ、北海道では、夜は朝より気温がグッと下がるでしょう。気温の変化が大きいので、体調を崩さないよう、注意が必要です。
この先1週間 予想最高気温は?
そして、今週のポイントは「11月中旬なのに、全国的に高温傾向」ということです。
最高気温は、札幌では10℃以上の日が多いでしょう。ちなみに平年ですと、この時期の札幌の最高気温は、10℃に届きません。ただ、15日金曜は13℃まで上がり、10月下旬並みの予想です。
仙台や新潟では、17℃前後の日が多く、土日は20℃くらいまで上がるでしょう。東京は20℃前後の日が続く見込みです。
東海から西は、一段と気温が上がり、名古屋は12日火曜と13日水曜は24℃と「夏日」に迫るくらいでしょう。福岡では、14日木曜は25℃と「夏日」になりそうです。
11月中旬ですが、昼間は薄着になれるよう、服装でうまく調節してください。
気温と服装の目安
暑がりの方や寒がりの方、それぞれですが、「気温と服装の目安」です。
気温が20℃以上だと「長袖シャツ」、20℃~15℃だと「カーディガン」など羽織る物が欲しくなります。15℃を下回ると「セーター」、10℃くらいだと「秋物の薄手のコート」が必要です。
天気予報をチェックする時には、予想気温も確認して、出かける時間帯に合わせて、服装を上手に選んでください。