北海道では、6日夜から昨日8日にかけて上空に寒気が居座った影響で、日本海側を中心に雪の降った所がありました。札幌周辺でも積雪状態となり、一気に冬の景色に変わりました。
この週末で平地での雪はいったん解け、その後はしばらく平地の雪の可能性は低い見込みですが、次に再び平地で雪の降る恐れがあるのは、19~20日頃となりそうです。
前半(10日~16日)の天気 平地での雪の可能性は低い
あす10日日曜日は、日中にかけて道東方面を中心に晴れて、行楽や冬囲いなど屋外での作業にもよい日和となるでしょう。夜は日本海側で雨が降り出すため、帰りが遅くなる際は雨具があると安心です。
11日月曜日から12日火曜日は、北海道を気圧の谷が通過し、日本海側やオホーツク海側を中心に雨の降る所があるでしょう。13日水曜日には、上空に寒気が流れ込む見込みです。この寒気は、今回のような強さではありませんが、それでも日本海側では峠や山沿いを中心に雪に変わって、積雪状態となる恐れがあります。平地での雪の可能性は低いですが、最新の気象情報には注意してください。
14日木曜日から16日土曜日は、高気圧の圏内となる日が多く、一部で雨が降ったとしても量は多くならない見込みです。
後半(17日~22日)の天気 平地で雪の可能性あり
17日日曜日から18日月曜日は気圧の谷が通過し、札幌や旭川など日本海側を中心に広く雨が降るでしょう。降り方が強まることもありそうです。
19日火曜日以降は上空に寒気が流れ込み、日本海側では雪の降る所もあるでしょう。北部を中心に平地でも雪が降って、再び積雪状態となる恐れもあります。
この寒気は、数日間居座る可能性があるため、街中だけを運転するからまだタイヤ交換をしていない、という方も、この頃までには冬タイヤへの交換を済ませておくと安心です。
雪道の運転 注意するポイントは
雪道で、車を運転する場合は、スノータイヤを装着し、急発進、急停車にならないよう、普段よりもゆっくり慎重に運転してください。車間距離は普段の倍以上とりましょう。トンネルの出入り口や橋の上などは路面が凍結しやすいため、特に注意が必要です。通行止めや渋滞の情報をあらかじめ確認してから出かけましょう。
2輪車(バイクや自転車)は転倒のおそれが非常に高いため、運転しないでください。公共交通機関を利用する場合は、間引き運転や減速運転により、普段より時間がかかり、混雑することが予想されます。運行情報や迂回ルートを確認してから行動してください。