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北海道では6日夜から日本海側を中心に雪が積もり始め、札幌でも7日夜に最大で7センチの積雪を観測しました。札幌で11月上旬に5センチ以上の雪が積もるのは2016年以来8年ぶりです。引き続き路面状態に注意が必要です。しかし、週末の9日から10日は一気に気温が上がっていきそうです。

11月上旬の初積雪→積雪5センチは29年ぶり

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北海道では上空に12月上旬並みの寒気が流れ込んだ影響で、6日から次第に雪が積もり始めました。昨日7日には、道内39地点で1センチ以上の積雪を観測し、最も雪が多くなった夕張(北海道空知地方)では17センチの積雪となりました。
札幌でも6日深夜に今シーズン初めてとなる1センチの積雪を観測し、7日夜遅くには最大で7センチまで積雪が増えました。札幌で11月上旬に積雪が5センチ以上となったのは、2016年以来8年ぶりでした。
また、11月に入って初めて積もり出した雪が上旬に5センチを超えたのは、1995年以来となります。久々に早い時期からの雪景色となりました。

8日も低温続く 室蘭では初霜、初氷観測 路面状態に注意

今日8日も気温は平年より低く、室蘭では平年より4日早く初霜が、平年より5日早く初氷が観測されました。
雪は全般にやんできていますが、札幌市内でも歩道を中心に雪が残っており、引き続き足元に十分な注意が必要です。市内中心部の大きな道路ではアスファルトの見えている所が多いものの、日陰になっている路地など、一部では日中でも積雪や凍結状態が続く恐れがあります。天気が回復したからと油断せず、車に乗る際も慎重な運転を心がけましょう。

9日から10日は気温がぐんぐん上昇

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明日9日(土)は上空の寒気が次第に抜けるため、平年並みの気温に戻る所が多くなるでしょう。10日(日)には上空に暖かい空気が流れ込む影響で、道内各地で一気に気温が上がる見込みです。札幌でも予想最高気温は9日が平年並みの10度、10日は平年より4度くらい高い14度と、寒さが解消するでしょう。

11日(月)にかけても気温の高い状態が続き、今積もっている雪は各地で一旦解ける見込みで、一気に冬へ向かっていくわけではありませんが、気温の上下が激しくなるため、体調を崩さないように注意が必要です。